今日は7月7日で、「七夕」でございます。
あいにく天気は雨のようなので、天の川は見えないかも…。
てなワケで、本日は「七夕」のお話でも。
「七夕」とは牽牛と織姫が一年に一度、逢瀬を楽しむというモノらしい。
そもそも始まりは、天帝の娘である織女が毎日、毎日機を織っていたのですが、おしゃれもせず、
男っ気もないのを見かねた天帝が天の川の西に住んでる牛飼いの牽牛という男を紹介しました。
今まで機織りだけをしてきた織女は牽牛に夢中になり、また牽牛も織女の美しさに惹かれ、二人
とも自分の仕事を忘れてしまい、いつまでたっても仕事をしない二人を見てとうとう、天帝は怒
り、逢うことを禁じ、二人を天の川の両岸で自らの仕事に励むように命じました。
ただ、一年に一度だけ7月7日の夜にだけ逢うことを許したそうです。
ちうか、天帝が余計なことをするからじゃん。おせっかいなオヤジだなぁ。
と。昔の中国には、干ばつや洪水などを防ぐために牛が供物として捧げられていたことがあり、
これがお話という形で残ったという説もあるそうです。なので、当初は牛と女性という登場人物
だったのかも知れませんね。牛と女性といえば、ギリシア神話にはクレタ島の王妃パシパエと牡
牛に変じたゼウスとの間に牛頭人身の怪物ミノタウロスが生まれたことが語られています。中国
では、牛が供物となっていましたが、ギリシャ神話ではこのミノタウロスのために9年ごとに7
人の少年と7人の少女が供物として捧げられていたそうです。もちろん、いつまでもミノタウロ
スが生きながらえた訳ではなく、英雄のテセウスによって倒されてしまいます。また、日本でも
素戔嗚尊と習合した牛頭天王という疫病の神や、厄災を予言した後に死んでしまう人面牛身の件
(くだん)という妖怪が語られています。この他にもフェニキアのバアル、アモン人のモロクな
ど、牛頭は悪魔として扱われていることが多いみたいです。
取り敢えず、晴れていてもあまり天の川をジロジロ見ない方が牽牛と織女には良いかと(笑
あいにく天気は雨のようなので、天の川は見えないかも…。
てなワケで、本日は「七夕」のお話でも。
「七夕」とは牽牛と織姫が一年に一度、逢瀬を楽しむというモノらしい。
そもそも始まりは、天帝の娘である織女が毎日、毎日機を織っていたのですが、おしゃれもせず、
男っ気もないのを見かねた天帝が天の川の西に住んでる牛飼いの牽牛という男を紹介しました。
今まで機織りだけをしてきた織女は牽牛に夢中になり、また牽牛も織女の美しさに惹かれ、二人
とも自分の仕事を忘れてしまい、いつまでたっても仕事をしない二人を見てとうとう、天帝は怒
り、逢うことを禁じ、二人を天の川の両岸で自らの仕事に励むように命じました。
ただ、一年に一度だけ7月7日の夜にだけ逢うことを許したそうです。
ちうか、天帝が余計なことをするからじゃん。おせっかいなオヤジだなぁ。
と。昔の中国には、干ばつや洪水などを防ぐために牛が供物として捧げられていたことがあり、
これがお話という形で残ったという説もあるそうです。なので、当初は牛と女性という登場人物
だったのかも知れませんね。牛と女性といえば、ギリシア神話にはクレタ島の王妃パシパエと牡
牛に変じたゼウスとの間に牛頭人身の怪物ミノタウロスが生まれたことが語られています。中国
では、牛が供物となっていましたが、ギリシャ神話ではこのミノタウロスのために9年ごとに7
人の少年と7人の少女が供物として捧げられていたそうです。もちろん、いつまでもミノタウロ
スが生きながらえた訳ではなく、英雄のテセウスによって倒されてしまいます。また、日本でも
素戔嗚尊と習合した牛頭天王という疫病の神や、厄災を予言した後に死んでしまう人面牛身の件
(くだん)という妖怪が語られています。この他にもフェニキアのバアル、アモン人のモロクな
ど、牛頭は悪魔として扱われていることが多いみたいです。
取り敢えず、晴れていてもあまり天の川をジロジロ見ない方が牽牛と織女には良いかと(笑