コキュートスの記憶

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主にガンダムを中心にしています。

冷しゃぶ

2005年07月13日 | MS & MA
No.0075「サイコミュ」
H:-/W:-
役職もとくにはありません。


第75回「サイコミュ第一回」
「サイコミュ」は、正式名称「サイコ・コミュニケーター」と呼ばれる脳波伝導システムで、
「一年戦争」時、サイド6のパルダ・コロニーにジオン公国軍の嘱託機関として設立された
「フラナガン機関」によって開発されています。同機関の研究によって断続的な緊張状態に
あるNTから「感応波」が検出されたことから、このシステムの開発が始まり、U.C.0079年
10月に試作型が完成したと言われています。
「サイコミュ」の原理としては、この「感応波」をコンピューター言語へと翻訳するもので、
考えたことを直接機械へ伝達するため、反応速度が極めて速く、試験的にMAに搭載した結
果、人間と機械間の単位時間あたりの情報伝達量は、従来の操縦方式に較べて遙かに上回っ
ていました。また、同時に多数の機器を操作することも可能で、有線制御方式のメガ粒子砲
を複数用いることで、標的に対して全方位からの攻撃も可能となり、以後、「サイコミュ」
を搭載したNT専用兵器の代表的な戦法となっています。
さらに「サイコミュ」の考えを一歩進め、「ミノフスキー通信」と結合させたものが「ビッ
ト」と呼ばれる無人攻撃機で、母機で受信した「感応波」を電気的に増幅して発進するとい
うもので、現在では有線方式を採用することはほとんどなく、無線方式を主流としているた
め、「ミノフスキー通信」をも含めたシステムの総称を「サイコミュ」と呼んでいます。
「一年戦争」後、このシステムは公国軍施設を接収した地球連邦軍によって研究が続けられ、
「ミノフスキー通信」によってMSやMAを外部から遠隔操作する「サイココントロール・
システム」などを生み出しています。また、同時期にアナハイム・エレクトロニクスが簡易
サイコミュである「バイオ・センサー」を開発しています。一方、公国軍残党も逃亡先であ
る小惑星「アクシズ」において、このシステムの改良に努め、「サイココントロール・シス
テム」をさらに上回る「バイオコントロール・システム」を誕生させています。
この間、非常に大型であったシステムは小型化され、現在ではMSサイズへも搭載が可能と
なっており、並行してNT能力を持つ人間を人為的に作り出す「強化人間」の研究も行われ
ています。しかし、コスト面や人権問題など、多くの問題を抱えており、通常兵器に較べて
特殊な装備であることに変わりはありません…。

以上で第75回の講義を終了いたします。
次回は第76回「サイコミュ第二回」についてお話ししたいと思います。
コメント (6)
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