コキュートスの記憶

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主にガンダムを中心にしています。

炊き込みご飯&ハツ

2005年09月13日 | MS & MA
No.0081「MS-06E/ザク強行偵察型」
H:17.7m/W:60.4t
役職はE-3と同じく「主任」です。


第81回「ザク強行偵察型」
「ザク強行偵察型」は、「ザクII」の機動力を利用した戦略偵察機として開発された機体で、C型や
F型を改修する形で開発されています。機体は、積載燃料を10%増加し、機体各部に探知システム
を搭載している他、接近戦用カメラが大口径の高精度望遠型カメラへと換装されています。これに伴
い、頭部モノアイのガラスシールドが廃止され、縦方向へのロールも可能となっています。また、両
肩は装甲が外され、左右方向にカメラガンが取り付けられ、股間部は関節ブロックを前方に延長し、
カメラが増設されています。さらにバックパックの推進器は、S型のものを使用し、左右の胸部には
緊急離脱用バーニアも設置されています。これによって武装したE型は、S型と変わらない戦闘力が
あったとも報告されています。
現在、最もよく知られる本機の写真は、連邦軍によって撮影されたもので、大戦初期のルナツー付近
で、連邦軍艦隊を強行偵察する姿が収められています。また、これ以前に連邦軍の資料の中に、本機
の写真がないことから、連邦軍が初めて本機の存在を確認した時期ではないかと思われます。
また、偵察機能を大幅に強化したMS-06E-2型も少数ながら開発されたとも言われており、この機体
はバックバックにも小型レドームをはじめとする各種センサー類が増設され、各部のカメラもより高
性能なものへと換装されています。併せてバックパックの両側に大型のプロペラントタンクを増設し
て、作戦可能時間の延長も図られています。携行しているカメラも試験型ではあるが、レドームと山
越えカメラの複合タイプへと交換されています。
偵察任務に特化したE型は、連邦軍にも評価されており、一年戦争終結後も接収された機体が使用さ
れています。これらの機体は、コクピットのリニアシート化、左腕部のハードポイント増設などの一
応の近代化が行われ、偵察任務に配備されています。

以上で第81回の講義を終了いたします。
次回の第82回では「ザク・キャノン」についてお話しいたします。
コメント (6)
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