277:
その時、わたしは不意に思い出した。ノクチュルヌ!ティターンズが
不利な戦局を打開するため、サイコガンダム、バウンドドックに続くサ
イコミュ搭載MSを開発しているという情報があった。グリプス戦役で、
わたしがエゥーゴを去る直前のことだ。確か、アクシズから流れたシス
テムであるファンネルを装備した唯一の連邦製MSであったと言う。
あんな化け物を相手に、アウドムラの兵装などは無力に等しい。アボ
リジニーの制止を無視し、わたしは後部貨物室へと走った。
後部デッキでは、先程わたしがジム3を葬った機体が今まさに運び込
まれようとしていた。
「待て!わたしがMSで防戦に出る!!」
「え?しかし…シャトルのカウントダウン迄、もう時間が…」
(MSのデータは先に乗ったモノを流用せよ)
※乗り換えできないみたいです…が、
ドダイを使うみたいですし、ディアスがしっくりくると思います
「構わん!ヤツの足さえ止められれば、それで良い!!」
委細構わず、わたしはMSに乗り込んだ。
「クワトロ=バジーナ、出るっ!!」
068:
わたしのMSは、格納庫内にあったドダイ改に乗って発進した。が、
気がつくと後ろからもう1機のMS─リックディアスだった─が、ドダ
イ改に乗って追尾して来る。わたしはドダイ改をリックディアスの横に
並べ、その装甲に接触した。いわゆる“お肌の触れ合い会話”だ。
「誰だ?乗っているのは」
「ユカです。わたしだってMS位は乗るんですよ」
そこ迄の会話で、わたしは何故彼女がMS等に乗って出て来たのかが
判った。例の感触が気になったのだ。
392:
ユカの操縦技術は確かだった。乱れ飛ぶメガ粒子砲のビームを、見事
な動きで躱して行く。わたしは心中密かに感嘆した。
しかし、ユカのリックディアスは突如、その動きを止めた。
「どうした?」
その瞬間、わたしの脳裡に異なるふたつの思念が渦を巻いた。
『ジオンは…空を落とした。シャア=アズナブル…わたしの敵…抹殺…』
『ユマ!ユマ!!わたしよ、ユカよ!!』
我に返ると、いつの間にかユカのドダイ改が遥か前方に出ている。
「チィッ!」
わたしは呻いた。
「ユカ!出過ぎだ!!」
・ユカのMSを追尾する:166
・暫く様子を見る:122
166:
絶句。しかし、激烈な思念がわたしの中で弾け飛んだ。
「どうした!ユカ!?」
「ユマ…アレに乗っているのは、妹よ!!」
「何だと!?」
わたしは思わずコクピット内で腰を浮かせた。
「まさか、そんな…」
しかし、それを事実として受け入れれば、ここ数日来感じていた歪ん
だプレッシャーの正体が総て説明できる。ユカの記憶がズタズタに錯綜
して乱れ飛び、それを無理矢理繋ぎ合わせると目の前の化け物の中にい
るユマの姿が見える。そんなやり方で、わたしは事実を察した。
咄嗟に、わたしはドダイ改を前進させる。ユカのMSに並びかけ、不
測の行動に出ぬよう肩をガッチリと掴んだ。
「やめるんだ。ユマは、完全に過去の記憶を奪われている。彼女は強化
人間だ。残念だが、刷り込まれた記憶の中にキミの名前はないだろう!」
「でも、でも…ひょっとしたら!」
その時、ノクチュルヌの胸部が白く輝きを放った。拡散ビーム砲が牙
を剥いた。
・攻撃数13以上:357
・12以下:059
059は死んでしまいます。
357:
わたしはリックディアスを離し、ビームを回避した。が、その隙にユ
カは、一直線に突進して行く。その時、リックディアスは青白いオーラ
光に包まれた!これは一体!?
『何っ!?』
ユマの驚愕が感じられた。ユカは、拡散ビームを擦り抜け、ノクチュ
ルヌの目の前迄飛び出して行く。
『バカな…オマエは一体何者だ!?』
・ユカの後を追い、接近を試みる:031
・掩護射撃をかける:383
※どちらも同じトコに行き着くので、好きな選択肢を。
383
さすがのわたしも、目前で繰り広げられる凄絶な意志の絡み合いに呆
然としていた。が、ふと我に返り、ノクチュルヌに対して火線を開いた。
※攻撃数12以上で命中
・1発でも弾が当たった:203
・1発も弾が当たらなかった、または弾切れ:345
もちろん、345は死んじゃいます。
来週はノクチュルヌ戦の途中からでございます。
その時、わたしは不意に思い出した。ノクチュルヌ!ティターンズが
不利な戦局を打開するため、サイコガンダム、バウンドドックに続くサ
イコミュ搭載MSを開発しているという情報があった。グリプス戦役で、
わたしがエゥーゴを去る直前のことだ。確か、アクシズから流れたシス
テムであるファンネルを装備した唯一の連邦製MSであったと言う。
あんな化け物を相手に、アウドムラの兵装などは無力に等しい。アボ
リジニーの制止を無視し、わたしは後部貨物室へと走った。
後部デッキでは、先程わたしがジム3を葬った機体が今まさに運び込
まれようとしていた。
「待て!わたしがMSで防戦に出る!!」
「え?しかし…シャトルのカウントダウン迄、もう時間が…」
(MSのデータは先に乗ったモノを流用せよ)
※乗り換えできないみたいです…が、
ドダイを使うみたいですし、ディアスがしっくりくると思います
「構わん!ヤツの足さえ止められれば、それで良い!!」
委細構わず、わたしはMSに乗り込んだ。
「クワトロ=バジーナ、出るっ!!」
068:
わたしのMSは、格納庫内にあったドダイ改に乗って発進した。が、
気がつくと後ろからもう1機のMS─リックディアスだった─が、ドダ
イ改に乗って追尾して来る。わたしはドダイ改をリックディアスの横に
並べ、その装甲に接触した。いわゆる“お肌の触れ合い会話”だ。
「誰だ?乗っているのは」
「ユカです。わたしだってMS位は乗るんですよ」
そこ迄の会話で、わたしは何故彼女がMS等に乗って出て来たのかが
判った。例の感触が気になったのだ。
392:
ユカの操縦技術は確かだった。乱れ飛ぶメガ粒子砲のビームを、見事
な動きで躱して行く。わたしは心中密かに感嘆した。
しかし、ユカのリックディアスは突如、その動きを止めた。
「どうした?」
その瞬間、わたしの脳裡に異なるふたつの思念が渦を巻いた。
『ジオンは…空を落とした。シャア=アズナブル…わたしの敵…抹殺…』
『ユマ!ユマ!!わたしよ、ユカよ!!』
我に返ると、いつの間にかユカのドダイ改が遥か前方に出ている。
「チィッ!」
わたしは呻いた。
「ユカ!出過ぎだ!!」
・ユカのMSを追尾する:166
・暫く様子を見る:122
166:
絶句。しかし、激烈な思念がわたしの中で弾け飛んだ。
「どうした!ユカ!?」
「ユマ…アレに乗っているのは、妹よ!!」
「何だと!?」
わたしは思わずコクピット内で腰を浮かせた。
「まさか、そんな…」
しかし、それを事実として受け入れれば、ここ数日来感じていた歪ん
だプレッシャーの正体が総て説明できる。ユカの記憶がズタズタに錯綜
して乱れ飛び、それを無理矢理繋ぎ合わせると目の前の化け物の中にい
るユマの姿が見える。そんなやり方で、わたしは事実を察した。
咄嗟に、わたしはドダイ改を前進させる。ユカのMSに並びかけ、不
測の行動に出ぬよう肩をガッチリと掴んだ。
「やめるんだ。ユマは、完全に過去の記憶を奪われている。彼女は強化
人間だ。残念だが、刷り込まれた記憶の中にキミの名前はないだろう!」
「でも、でも…ひょっとしたら!」
その時、ノクチュルヌの胸部が白く輝きを放った。拡散ビーム砲が牙
を剥いた。
・攻撃数13以上:357
・12以下:059
059は死んでしまいます。
357:
わたしはリックディアスを離し、ビームを回避した。が、その隙にユ
カは、一直線に突進して行く。その時、リックディアスは青白いオーラ
光に包まれた!これは一体!?
『何っ!?』
ユマの驚愕が感じられた。ユカは、拡散ビームを擦り抜け、ノクチュ
ルヌの目の前迄飛び出して行く。
『バカな…オマエは一体何者だ!?』
・ユカの後を追い、接近を試みる:031
・掩護射撃をかける:383
※どちらも同じトコに行き着くので、好きな選択肢を。
383
さすがのわたしも、目前で繰り広げられる凄絶な意志の絡み合いに呆
然としていた。が、ふと我に返り、ノクチュルヌに対して火線を開いた。
※攻撃数12以上で命中
・1発でも弾が当たった:203
・1発も弾が当たらなかった、または弾切れ:345
もちろん、345は死んじゃいます。
来週はノクチュルヌ戦の途中からでございます。