ガンダムサンダーボルト 第152話

□機動戦士ガンダム サンダーボルト
　第152話 宇宙世紀0080 難民たちの逃避行(4)

ボルコフ大尉は、武器の少なさに不満を言いつつ、
岩礁宙域を楽に飛行できるジム・カスタムの機動力を褒めます。
ジム・カスタム部隊は、二手に分かれ、急降下爆撃で船団を狙います。
護衛のMS似は、必ず複数機で当たれと心配性のボルコフ大尉が命じます。
バーバラ中尉は、貨物船の大きさに注目し、あのサイズであれば、
フル装備のサイコ・ザクでも10機は積めると用心します。

タイコンデロガには、サイド6から通信が入ります。
グレース検察官は、岩礁宙域での作戦行動の中止を要請します。
船団には、亡命を希望する三千人の避難民がいることを説明しますが、
ビョーク艦長は、確度の高い情報を得て、対テロ作戦を遂行している。
サイド6に被害が及ばないように細心の注意を払うと約束します。
グレース検察官は、船団に女性や子供、病人や年寄りもと訴えますが、
連邦は、南洋同盟から残酷なテロ攻撃を受け、既に全面戦争に突入し、
南洋宗の信徒は、総てが敵だと返答します。
そして、サイド6は非武装の中立コロニーだが、
連邦の敵に肩入れするのであれば、悲惨な戦火を被ることになるとも。
グレース監察官は、押し黙ることしかできませんでした……。

バーバラ中尉は、イーグルアイからの画像を精査し、
護衛のMSが見えないことに気付き、ボルコフ大尉に声を掛けます。
瞬間、岩礁に仕掛けられた地雷が爆発し、バーバラ中尉機を襲います。
同じく、ボルコフ大尉機にも爆発した岩礁の破片が襲い掛かります。
ボルコフ大尉は、部隊に岩礁からできるだけ離れるように命令します。
そして、岩礁を縫うように接近する敵影を捉え、部隊は迎撃に入ります。

ビリー少尉には、敵機が手に取るように見えているようです。
ビリー少尉のザニーは、ザク・マシンガンで敵部隊を墜としていきます。