□聖闘士星矢 冥王異伝 ダークウィング
第16話 女神の願い
第16話 女神の願い
カトレヤを射た射手座の聖衣が輝き、4人を閃光が包み込みます。
4人は、異空間で、アテナの意志に触れます。
射手座の聖闘士の魂が、アテナの意志を伝える手助けをしたんだそうです。
アテナは、歪んだ聖戦が始まったことを憂います。
冥王を誑かし、アテナに罪を着せ、地上の全てを滅ぼそうとしたのは、
偽りの戯曲を生みし神、全ての神と神話を憎む者、偽神デミウルゴス。
貴方たちの魂の輪廻すら操り、地上も冥界も滅ぼすことで、
天上界すらも消し去るつもりだと、アテナは語ります。
偽神は、既に黄金聖闘士や冥界の冥闘士にまで影響を与えていると。
アテナは、カトレアと夜姫を希望の旗印とし、
本当に信頼できる仲間を集めなさいと助言します。
カトレアは、信頼できる仲間を集めることを決意します。
夜姫は、アテナの全てを信用することはできないが、
冥王に、冥界に仇成す者は許さないとし、同志を捜します。
双子座を最も世界を愛する守護星座とし、強い愛と憎しみを同時に持つ、
その魂は誰にも負けることはないと、惣次郎を勇気付けます。
また、天魔星座の翼に喩え、翔一郎に夜姫を守りなさいと話します。
全てを伝え終わると、アテナは姿を消し、4人は、現実に戻ります。
矢を番えた射手座の聖衣は、アイオロスの遺志が惣次郎に後を託し、
偽装された形態ではなく、本来の守護星座形態に戻ります。
惣次郎は、今まで忘れていたアイオロスの記憶を取り戻し、
偽神は、記憶だけではなく、存在そのものを消し去るのかと戦慄します。
寝所の騒動を聞き付け、聖闘士勢が迫る中、
惣次郎は、翔一郎に自分を信じられるか?と念を押し、
翔一郎の世界中で一番信じているよという言葉を聞き、
アナザーディメンションで、翔一郎たちを聖域から脱出させます。