□聖闘士星矢 冥王異伝 ダークウィング
第33話 天哭星ハーピー
第33話 天哭星ハーピー
遡りまして。
春風は、翔一郎と詠斗の戦いの凄絶さを目の当たりにし、未熟さを実感。
これでは、夜姫、真宵、翔一郎と一緒に闘うなんて夢のまた夢だと。
詠斗のような強さへの渇望と怒りがあれば、強くなれるのではと。
瞬間、天哭星の冥衣が春風に囁きます。強い力は激しい怒りから生まれる。
パンドラ様に気遣われ、ワイバーン様に守られ、それで満足なのか?と。
春風が満足なんてしていないと抗うと、ならば怒れ!!と、言われます。
己を憎め、己の弱さを!!という冥衣の言葉を受け、春風は、憎悪します。
そこへ、翔一郎が現れ、詠斗のような小宇宙を感じ、心配します。
春風は、翔一郎の表情を見て、貴方と共に戦いたいのだと決意します。
すると、これまでは、翼のみしか顕現していなかった天哭星の冥衣が、
総て顕現し、春風の身体に装着され、完全体になります。
また、冥衣は、怒りも憎しみも全ては我が主、ワイバーン様のためにと。
春風もその言葉に首肯し、この命も小宇宙もワイバーン様のためにと。
春風は、冥衣に宿っている小宇宙が、ウチと同調してくれたと話すと、
翔一郎は、自らの冥衣にも魂のような強い意志があるのかと、思考します。
戻りまして。
春風は、冥衣の魂と同じ気持ちだとし、敵を倒そうと誓います。
必殺技のクラプトディプラヴィティを放ちます。
セイリムは、春風の小宇宙に、冥衣の魂との同化を感じ取ります。
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