〈月刊ガンダムエース2024年10月号〉
□機動戦士MOONガンダム
episode 66
エルミのジェダが先陣を切り、ガルスKとゲルググ・キャノンの砲撃を
掻い潜り、ハイゴッグに跳び蹴りをお見舞いします。ガルスKを背後から
撃ち貫き、ハイゴッグの攻撃を躱し、ビーム・サーベルを突き立てます。
ジョー機、オルヤン機も続き、それぞれがアッグやドムを撃墜します。
ムーリ中尉機も覚悟を決め、ギガンやカプールを撃破しますが、
ジュリックが雪中から出現し、広範囲にビーム攻撃をばら撒きます。
ムーリ中尉機は、ビスケス機を庇いますが、防盾ごと左腕部が熔解します。
ビスケス機は、ビーム・サーベルを抜刀し、ジュリックと交戦します。
ギュネイ准尉は、サイコバウのナッターを無くし、近接戦闘が行えず、
また、吹雪で敵機との見分けが付かず、ナッターを待ち、空中で待機。
ジュリック(別の?)は、ジョー機に背後から襲い掛かり、組み伏す。
それを手負いのムーリ中尉機が体当たりし、ジュリックと共に滑落し、
腹部のメガ粒子砲を撃たれる前に、ビーム・サーベルで止めを刺します。
が、多勢に無勢の状況下で、地上部隊の突入に対する陽動が続きます。
□機動戦士ガンダム ウェアヴォルフ
case-14[ガルゥの牙]
レト少尉のDIIは、カーシィのガザレロのビットに対し、弾幕を張ります。
が、多数のビットの攻撃を受け、レト少尉機は、劣勢に追い込まれます。
エゥーゴを自称するヴコドラクは、カーシィの能力に感嘆します。
そして、彼女を猟犬と称しますが、クラートは、嘲弄を訂正させます。
ヴコドラクは、この発言を聞き、思ったより青いなと、独り言ち、
嫌いではないが、彼らに全てを伝えずにおいて正解だったなとも。
マカミ軍曹は、MS隊が全滅するまで静観も良いかと考えますが、
リュコス艦長が捕虜にでもなれば、手が出せなくなるとし、出撃を決意。
アジャクは、整備士の君に何が出来ると、マカミ軍曹を止めますが、
ギャン・タイプを撤退させたのは、僕だからと、制止を振り切ります。
マカミ軍曹は、妹リンゼの言葉を思い出しつつ、Mk-IVに乗り込み、
ハルの端末を操作し、ガルゥの牙なるものを取り出し、皮下注射します。
レト少尉は、射撃戦では如何ともし難いとし、火器を爆破し、肉迫。
小細工は効果が無く、超反応によるクローで、捕らえられてしまいます。
マカミ軍曹のMk-IVがビーム・サーベルで、ガザレロのクローを斬断し、
捕らえられたレト少尉機を救出。マカミ軍曹は、吐血していました……。
□機動戦士ガンダムF90 クラスター
第2話「紅の機動兵器」
ボッシュは、これは、我々老人の戦争だとし、レオンとイヴァルに、
7番ゲートのモビルスーツで、その身を守れと伝えます。
ボッシュのOMS-90R型が、ハーディガンBTの前に立ち塞がります。
イヴァルたちは、7番ゲートに退避し、そこで、90R2型を発見します。
正確には、仕様が異なり、調整中だったのか一部の装甲が外れています。
ややあって。イヴァルが搭乗することになり、7番ゲートの入口へ。
イヴァル機は、ビーム・サーベルで斬り掛かりますが、ハーディガンの
防盾を薙いだのみで、反撃を許してしまいます。
瞬間、90R2型のAIが呼応し、攻撃をビーム・シールドで防ぎます。
が、サーベルとシールドの同時起動が出来ず、サーベルが消失します。
そこへ、レオンが現れ、シールドもビームだと助言します。
イヴァル機は、ビーム・シールドで、ハーディガンを斬り裂きます。
イヴァルは、これでもう僕は、非戦闘員じゃないなと、覚悟を決めます。
レオンもサムズアップし、俺もさと、イヴァルに応えます。
死神三銃士は、オリンポスキャノンを制圧し、データ解析と抽出を終了。
例の工作が完了したとの意味深なことも言っていました。
ガンマッド少佐機は、外套の埃を払うような仕草をしていましたが、
この外套は、武装の類ではなく、繊維製の装飾なんでしょうか??
また、例のブツを回収に行った部隊が全滅したとの報告が、
ディヤウス卿なる人物から伝えられます。90R2型のことかな?
ガンマッド少佐機は、外套を取ると、F80が姿を見せます。
機体の額には、髑髏の横顔と銃の部隊章が描かれていました。
月刊モビルマシーン縮刷版 VOLUME23
RGM-111BT ハーディガン・ブリッツクリーク
本機は、コロニーや都市、小惑星基地内部といった閉鎖空間において、
敵対モビルスーツに肉迫、ジェネレーターへの直撃を避け、機体を
無力化するというオペレーションのために開発されている。
そのサイズに関わらず、MS、MA、艦艇であれ、融合炉に直撃すれば、
核爆発が起きるのは、自明のことであり、居住空間での戦闘においては、
これを厳に戒め、コクピットや関節部を的確に破壊する必要性を有する。
U.C.0119年にロールアウトした同機の初陣は、
同年5月11日、サイド1・24バンチ「マプングブエ」で勃発した、
反地球連邦政府運動「ヌーベルエグム」によるMSテロで、
第106守護中隊第2小隊に所属する4機のRGM-111BT型が、
7機のRGD-X1型を5分で鎮圧している。
同隊は、コロニー内戦闘に特化した特殊部隊で、本機のテスト運用を担当。
改修設計はアナハイム社の委託を受けた、ブッホ・エアロダイナミクス社が
担当し、一部のデータには、サナリィが開発していた、F90F型、または、
F6と推定される機体のものが提供されている。
この時期のアナハイム社は、周辺企業へのOEM供給や対抗企業との
共存共栄の方策を模索し、MS生産の独占を自ら解消しようとしていた。
これは、産業界自体の要請でもあったが、アナハイム社自身に取っても
自社系列のみがMS開発を独占することは、部品調達の高コスト化を招き、
一極集中の解消による業界の健全化は、アナハイム社自体の利益にも
叶うと考えられていた。これにより、MS産業界自体は、総生産台数
そのものは減少しつつも、寧ろ民生分野を含めれば活性化し、
生産設備や設計特徴の平均化と並行し、開発拠点の分散化が推進され、
ブッホは勿論、ツィマット、スウィネン、ランデッガー、ヤシマ、
GSREXなどの各企業は、アナハイム・サナリィのライセンス生産を
中心とし、独自のMS開発を再度模索するようになったとされる。
ツィマットとスウィネンて、この時期、固有企業として残ってたのかな?
火星開発公社が先頃発表した資料によれば、第一次オールズモビル戦役に、
「ダンシネイン」と呼ばれる民間軍事企業が参戦していたことが判明。
同隊は、第13独立艦隊の定数に含まれず、最新型のRGM-111BT型、
及びF80型が配備されていた。ブッホ・コンツェルン火星支社の権益を、
ジオン残党から防護するという名目で、ブッホ社から派遣された
この部隊に付いての詳細は、今後の連載で追って行くことになるとのこと。
U.C.0148年5月25日 ヒストリカ・クロニカ
□機動戦士Vガンダム外伝 オデロ・ヘンリークからの手紙
第7話 マーベット & オリファー
皆が見守る中、マーベットがコア・ファイターの試験飛行を行います。
彼女に対するオデロの第一印象は、とにかく「強い女性」だった。
背が高く、精悍で、大人の女性パイロットというイメージだったそうな。
でも、スペシャルなウッソがカミオン隊に来てからは、違って見えたと。
やがて、オリファーが来て、シュラク隊が合流してからも、焦ったり、
嫉妬したり、迷ったり、それでも、ちゃんと「大人」をやろうとしてると。
オリファーは、シュラク隊を纏めるため、常に気を張り、必要以上に、
「ちゃんとした大人」をやってる人に見えたと、オデロは回想します。
オデロは、オリファーに、MSの操縦を教えて欲しいと直訴します。
オリファーは、下手をすると、死ぬかも知れないと、忠告しますが、
オデロは、皆を守りたいと、居場所をくださいと、頼み込みます。
オリファーは、適性を判断するべく、シミュレーターをやらせ、
結果を見た後、暫く考え込み、オデロの希望を聞き入れます。
オデロは、ガンブラスターの操縦を教えてくれた、オリファーに対し、
他人にもだけど、何よりも自分自身に厳しい人だと感じたようです。
オリファーが特攻した時も、マーベットに自分の子がいると確信し、
あのタイヤの化け物の戦艦を地球に行かせちゃいけないと思い、
死地を決めたのかも知れないと、オデロは、思い返します。
あんたとマーベットさんには、オレたちが目指すべき「理想の夫婦」に
なってもらわなきゃいけなかったのにさと、締め括ります。
□機動戦士ガンダムNT
第61話『あの場所へ……』
シークは、ビアギッテに呼び掛け、ふたりは、思いをぶつけ合います。
ビアギッテは、この手で隊長を殺してしまった。一番恐レテイタコトヲ
起こしてシマッタ……、自分ノ死ヨリモ恐レテイタコト……と吐露します。
ソシテ、シークに謝るコトも出来ズに逃げ出シタンですと、謝罪します。
シークは、アナタを責めたい訳じゃないと、メリ姐なら、アナタの償いも
あたしの後悔もみんなまとめて許してくれる。それが、あたし達が愛し、
信じるマリクという人だと、ビアギッテを説得し、手を差し出します。
ビアギッテは、その手を取ろうとしますが、彼女の背後の悪意が拡がり、
彼女を呑み込んでいき、自機のコクピットにトマホークを突き立てます。
そこへ、リタの思念が駆け付け、自分の心と闘ってと呼び掛けます。
すると、ビアギッテの左右に、男女が現れ、背後の悪意を掣肘します。
ビアギッテは、父親、ユーゴ姉妹の姿を見ますが、自責の念は消えず。
シークは、ビアギッテに問い掛けます。出来るか、出来ないじゃなく、
アナタが戻りたいか、戻りたくないか、それだけを答えて欲しいと。
ビアギッテは、声を詰まらせ、フェアレディ隊にモドリタイ……ですと。
瞬間、よく言ったッ!と声が響き、シーク機のバズが破壊され、
マリク機が突如駆け付け、ビアギッテ機のヒート・ホークを蹴り飛ばす。
マリクは、それでこそ、あたし達フェアレディ隊の一員、それでこそ、
あたしの愛するビアギッテだ!!と、颯爽と見得を切ります。
□機動戦士ガンダム ピューリッツァー ─アムロ・レイは極光の彼方へ─
Report24「ボッシュ・ウェラー(後編)」
ボッシュは、手渡された写真を見て、見慣れない配色の機体だと言います。
ベルトーチカは、88艦隊サラミス改級シエラレオネ所属、ナンバーD001
ユウ・カジマ大佐の機体よと、説明。あなたと同じ様に、アクシズを
押し返そうと試みたひとりなのだとも。ボッシュは、あの中に……と。
彼の機体は、アクシズから弾き飛ばされた際、バックパックを全損し、
漂流。やむなく機体を放棄し、脱出したと。ボッシュは、この機体が
最期のその時まで、νガンダムの傍にいたのだと、理解します。
ベルトーチカは続けて、アマチュア天文家がアングラネットで発表した
論文に目を付け、公立天文台の観測結果を用い、計算した結果、アクシズの
後半分は、分断時の爆発がブレーキになり、地球に落下していた筈だと。
ボッシュは、これこそがアムロ大尉が為し遂げた奇跡だと、持論を展開。
ベルトーチカは、その力こそが魔法の数字の正体だと、説明します。
正体不明の反発力を計算に入れ、割り出した座標に無人探査機を送ると、
手渡した写真の撮影に成功したと。連邦政府は、奇跡の存在を隠したと。
小惑星を押し返せる程の理屈を解明できれば、コロニーレーザーに匹敵する
戦略兵器にも転用できる。何よりも、NTであるアムロが起こした奇跡だと
広まれば、下手をすれば、宇宙世紀のキリストの誕生だと、説明します。
死んだ英雄は、容易に神になり、人によって利用されると、危機感を。
だからこそ、今回の計画は、秘密裏に進める必要があると、再確認します。
□機動戦士ガンダム 水星の魔女 ヴァナディースハート
第14話
ヴィルダは、キユウを診察し、データストームの影響がないことを確認。
が、救出したヨシカの心臓は止まっているようで、助けるためには、
心臓に仕掛けられた停止プログラムを解析しなければいけないと。
延命は、1時間しか持たず、その間にコードの解析と再構築が必要だと。
キユウは、死にたがっていたヨシカを自分が助けたことに疑問を感じます。
遡りまして。
ロッキンホース孤児院──
背を伸ばしたいキユウは、バスケットゴールにぶら下がっていました。
そこへ、バス先生が現れ、受業が始まっていると、キユウを回収します。
バスは、大きくなる必要はないと。お前たちは、来るべき未来のための
「歯車」だと。ただ、その場で回り続けるだけで、充分な意味を持つと。
ガンダムに乗りさえすれば、簡単に強大な力を得られるとも。
キユウは、その時は、あんまり深く考えず、納得していました。
ジウで戦えば、背のことなんか全然気にならないし、戦闘で勝てば、
褒めて貰える。ご飯は美味しい。他の子たちと遊ぶのも楽しい!と。
しかし、戦闘で敗れ、ヴィルダと出会い、考えが変わったようです。
戻りまして。
ヴィルダは、ヨシカの心臓を動かすことは、一方的なプレゼントではと。
キユウと同様、医師がどれだけ崇高な想いを持っていても、患者の同意を
得られなければ、それは「人体実験」と変わらないだろう?との言葉が。
そこへ、キユウが現れ、俺の心臓使えないかな?と提案します。
もうひとつパーメット制御装置を体外に接続し、解析を早める方法は、
理論が不完全で、ヨシカの心臓は止まっている状態なので、パーメットの
制御は、キユウの心臓が全て負担することになると、キユウ案を却下。
キユウは、この心臓は、自分が出来ることをするために作ったんだって、
先生は言ったでしょと。俺の気持ちで、この心臓を使いたいんだと。
ヴィルダは、キユウの言葉で覚悟を決め、残り20分で、作業を進めます。
キユウは、ヨシカと共に、ジウに乗り込み、機体を稼動させます。
そして、孤児院では見られなかった景色があると、ヨシカに話し掛けます。
その夜、解析が終わったようですが、ヨシカは、眠ったままです。
キユウは、何時か一緒に宇宙に行こうと、軌道エレベーターのパスを
ヴィルダにプレゼントしますが、拾ったもののため、失効していました。
ヴィルダは、この旅で、キユウに色んなものを貰っていると感謝します。
□機動戦士ガンダム ヴァルプルギスEVE
魔星再誕編(6)
フィーたちのマラサイ小隊が、輸送艇に対し、パプテマス所縁の品を
積載している筈だとし、その譲渡を命じます。で、艇を誘導します。
艇長曰く、こういうことは、大抵上層部同士で話が付いていると。
フィーは、件の機体以外に、得体の知れない力を、艇から感じ取ります。
少し遡りまして。
その艇には、セラーナたちが機体を受領するため、搭乗していました。
12機のマシーナリーと、3機分の予備パーツなどが用意されていました。
担当者が、フランチェスカから代わっているのは、自分たちの所為か?と。
現在の担当者曰く、他にも際どい案件を抱えていたためと説明します。
セラーナは、件の案件がグリモアに関するものだと看破します。
瞬間、セラーナは、艇外に騒がしさを感じます。エルナルドは、察知せず。
で、前述のフィーたちの拿捕に繋がります。
フィーは、僚機に周囲を警戒させ、白のグリモアを迎えに行きますが、
ハッチが開き、ファンネルが飛び出し、1機のマラサイを攻撃します。
そして、プロトタイプ・ディマーテルが艇から出撃して来ます。
□機動戦士ガンダム 赤い三巨星
EPI.16“道を阻むもの”
ジャブロー基地で、赤いズゴックがジムを攻撃しようとした瞬間、
マロビ曹長機が現れ、弾幕で牽制しつつ、迎え撃とうとしますが……。
マロビ曹長は、突然頭を鷲掴みにされ、現実へと引き戻されます。
呆けていたというウィリアム軍曹に対し、マロビ曹長は、イメトレだと。
ラルフ中尉は、バルン社長の救出を、ジャブロー基地に掛け合いますが、
難色を示され、V作戦の重要機体を持ち出したことも問題視されます。
上官のエクサビ・フォウル大尉は、ジオンの潜伏情報を送り、即時対応と。
その頃、クライシンガ少尉たちは、アジ・ダハーカの機体と遭遇戦に。
クライシンガ少尉のズゴックは、両手が通常のマニピュレーターで、
専用の腕パーツを外装することで、多様な攻撃が行えるようです。
今回は、アッグガイの武器を左手に装着し、金頭のザクと対峙します。
□機動戦士ガンダムSEED ECLIPSE
第34話
タツミ機は、ケン機の影に潜み、ブーストレイダーに肉迫し、砲撃。
ブーストレイダーは、偏向が間に合わず、咄嗟に出した左腕を損壊。
さらに、タツミ機の斬撃を浴び、火砲や機体にもダメージを負います。
が、ブーストレイダーは、残った右腕で、タツミ機に打撃を加えます。
ただ、ジョエルは、機体と同様、満身創痍の状態で、最期の攻撃へ。
ブーストレイダーの額が展開し、伸展した砲身が口部に接続されます。
そして、タツミの手を汚す、そのキッカケになれるならと、砲撃します。
間一髪で、ケン機がタツミ機を引き剥がしますが、ケン機が標的に。
ブーストレイダーの自身をも熔解させた砲撃は、両機を捉えることなく。
ジョエルは、進退窮まり、タツミに、ナチュラルの手で死にたいと。
ハーフコーディネイターのケンに殺されるのは、屈辱だと絶叫し、
自死を選ぶことで、我が誇りは守られたとし、機体諸共爆散します。
タツミは、ジョエルの最期の言葉、計画が完遂されたを疑問に思います。
ケンは、2号機の動力炉の暴走が決定的になったことだろうと答えます。
タツミは、機体を棄て、こちらに移るように言いますが、大西洋連邦には、
領土にしている島嶼や岩礁が幾つもあり、ここは、その中のひとつに近く、
ここで爆発が起これば、大西洋連邦は、核攻撃が行われたと喧伝すると。
ケンは、2号機を大気圏外まで運び、爆発させると、覚悟を決めます。
□機動戦士ガンダム0079外伝 EPISODE STAND BY ME
第5話「HARD RUNNING」
イアンは、基地に無断で侵入したとは言え、まだ子供だと理解を求めます。
が、上官は、連邦軍は、我が軍の基地の状況を知りたがっているとし、
子供だろうが、どんな手を使っても、内情を知ろうとしていると断じます。
最前線にいる我々は、少しでも気を弛める訳にはいかないと、罰則を。
イアンは、基地内のグラウンド100周の罰を科せられ、走りながら回想。
イアンの父親は、植物学の専門だったようで、彼の言葉を思い出します。
食料にしている植物は、生存競争に勝ち抜くため、人間を利用し、
自分たちの繁殖域を拡げ、今や、宇宙にまで、その領域を拡げさせた。
生物は、他を捕食し、生き長らえる。しかし、人間には、他の生物とは、
違う所がある。正義の名の下に、大量殺戮をするのは、人間だけだと。
イアンは、最前線で、父親の言葉を思い返し、何を思うのでしょうか。
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