ガンダムサンダーボルト 第141話

□機動戦士ガンダム サンダーボルト
　第141話 電撃! パーフェクト・ジオング①

サイド4・ムーアのサンダーボルト宙域──
崩壊を免れたコロニー内に、立体映像装置が配置され、
サイド3の首都ズム・シティが再現されていきます。
直径や全長もほぼ同じ廃棄コロニーを利用しています。

管理区域では、立体映像の再現が完了したとの報告を受け、
ビビ・ベンソン律師による26回目の首都強襲訓練が開始されます。
ドン・ソーン僧徒が訓練を取り仕切ります。

ビビ律師のサイコ・ザク7号機が指揮官を担当し、
ハンクの5号機、エイプリルの6号機による小隊となります。
ジオン共和国のソーラレイを奪取する計画、
通称「マイトレーヤ作戦」のための訓練とされています。
マイトレーヤは、弥勒菩薩を意味しているそうで、
弥勒菩薩は、お釈迦様の次に顕れ、人々を救済するそうな。
既に半数のサイコ・ザクのパイロットは、この訓練をパスしてます。

訓練が開始され、連邦軍駐屯地やMS部隊を撃破していきます。
ビビ律師の小隊の面々は、良好な成績を上げていきます。

訓練終了後、ドン僧徒に観測班から報告が入ります。
連邦軍の掃海艇が宙域に現れたという報告でした。
ドン僧徒は、まだ距離も遠く、警戒する程ではないが、
このままの進路だと、警戒ラインに入ってしまうようです。
艦隊が警戒ラインに入らず、通過するなら見逃し、
侵入した場合は、直ちに撃破し、連邦軍を牽制するとのこと。

艦隊程度なら、1機のサイコ・ザクで十分だとし、
ビビ律師が念のため、ハンクとエイプリルを連れ、出撃します。