□機動戦士ガンダム サンダーボルト
第163話 月のテラリウム(6)
第163話 月のテラリウム(6)
月面グラナダ市の郊外に、数多くの月面用カスタムカーが集合しています。
メグ艦長は、その様子を見て、呆気に取られています。
ビョーク艦長たちが学生だった頃、旧車の部品を用い、
月面カーをカスタムし、その自慢の車を持ち寄り、競っていたそうです。
月の低重力では、浮かずに走行するのが難しく、タイヤが沈む細かい月の砂、
クレーターの段差など、勝つには、運転の腕前も当然必要になるとのこと。
彼らは、亡くなったビンセント艦長の同期の仲間たちで、
ビンセントの弔いとして、メグ艦長にも参加を呼び掛けます。
で、メグ艦長に乗ってみなと、ビンセントの愛車が運ばれて来ます。
外観は、フォードクーペ1932年のホットロッドのような感じ。
『嵐が去るまで』のライブバージョン、12分36秒の演奏の間に、
一番遠くまで走った車が優勝だというルールです。
3年前、ビンセント艦長が出した記録が現在の最長距離となっています。
また、タックルや進路妨害、何でもありの手荒いルールもあったり。
ビョーク艦長がスタートの合図をし、弔いのレースがスタートします。
彼らは、メグ艦長に無理するなと声を掛けますが、彼女は、燃え上がります。
同じ頃、リリーは、フラナガン機関で検査を受けていました。
クリード大尉たちは、バーで、サマンサに献杯します。
サム中尉とビアンカ少尉は、機体の前で、付き合う付き合わないのお話から
これまでのお互いの経緯を話し合います。アトラスは、宇宙用に換装済み。
サム中尉の部隊とトラスト隊は、意気投合し、親睦会に雪崩れ込みます。
イオ少尉は、ヤボ用があると、彼らの誘いを断り、アンディー卿の邸宅へ。
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