コキュートスの記憶

日々の出来事とか戦果(買い物)とか。
主にガンダムを中心にしています。

庄屋鍋

2005年01月14日 | MS & MA
No.05「YMS-15/ギャン」
H:19.9m/W:52.7t
今回は10月10日分の改訂版です。


第39回「ギャン」
「ギャン」は、ジオン公国軍の次期主力MS候補としてジオニック社の「ゲルググ」と
競作されたツィマッド社のMSであり、対MS白兵戦を主軸に設計されています。
しかし、ビーム兵器の標準装備を前提とした「ゲルググ」に較べ、あまりにも汎用性に
欠ける本機は、グラナダにおいて一応のコンペを受けているものの、格闘戦以外にアド
バンテージを取る事ができず、採用は見送られています。このコンペ自体も形式だけの
もので、当初から「ゲルググ」の採用が決定していたという説もあるようです。
また、格闘戦を主眼とした背景には、自社の「リック・ドム」といった重武装系MSの
紫煙砲撃のもとに敵陣営に突入し、格闘戦へと持ち込もうという戦術があったようです。
しかし、「ゲルググ」もバック・パックの換装によって仕様変更が可能であり、同様の
戦術が行え、更に整備の簡便さなどが図れる点も評価されたと思われます。
それでも、本機専用に開発されたウェポン・ラックを兼ねたシールドや、騎士然とした
設計思想などは、後年のMS開発にも影響を与えているのも事実であり、開発時には、
いくつかのバリエーションも計画されており、砲撃戦仕様のC型、格闘戦仕様のKG型、
海兵隊仕様のM型などが候補に挙がっていたようです。
採用を見送られた本機は、試作機3機が製作されたのみに終っていますが、内1機は、
グラナダへ上げられ、マ=クベ大佐の専用機として使用されたと言われています。また、
この際、マッドアングラー級潜水母艦「ズアイ」の活躍があったと報告されています。
U.C.0083年の木星圏で起きた鉱石発掘プラントにおける攻防戦では,カスタム・タイプ
の「ギャン」を目撃したという報告もあるようです。

以上で第39回の講義を終了いたします。
次回の第40回では「指揮官用ゲルググ」についてお話しいたします。
コメント (2)
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豚汁&コロッケ

2005年01月12日 | MS & MA
No.04「MSM-04/アッガイ」
H:19.2m/W:91.6t
今回は10月9日分の改訂版です。


第38回「アッガイ」
「アッガイ」は、「ズゴック」に続いて開発された水陸両用MSであり、機体の部品は、
「ザクII」からの流用が多く、操縦感覚も似通った物であったと言われています。機体の
ジェネレーターにも「ザクII」と同型の物が2基搭載されていますが、他のMSM系MSに
較べて火力が低く、量産は見送られています。しかし、陸上での機動性は、比較的高く、
機体外への廃熱量が抑えられていたため、外装などに手を加え、ステルス性を向上させた
F型が少数生産されており、隠密偵察用として運用されています。また、廃熱量以外にも
装甲表面に電波・赤外線吸収材が塗布されていたという説や、そのずんぐりとした形状が
ソナーで探知された際、鯨と誤認しやすいと語る研究者もいるようです。
また、MSとしては初の複座式コクピットが採用されており、水陸両用MSの操縦訓練機
としても使用される事も多かったようです。更に上陸作戦用員の待機スペースも設けられ
ており、人員、機器の輸送などにも使用されています。この際、腕部を利用する「ザクII」
などとは異なり、昇降用のリフトが腹部に設けられています。
この他、本機の開発途中には、数種のジャブロー攻略用特務MSが誕生しています。

以上で第38回の講義を終了いたします。
次回の第39回では「ギャン」についてお話しいたします。
コメント (10)
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焼き&汁餃子

2005年01月10日 | MS & MA
No.03「RMS-099/リック・ディアス」
H:18.7m/W:32.2t
今回は10月8日分の改訂版です。


第37回「リック・ディアス」
「リック・ディアス」は、アナハイム・エレクトロニクスが「エゥーゴ」に向けて開発を
行った史上初の第2世代MSであり、当時最高水準のあらゆる技術が組み込まれています。
当初、AE社製地球連邦系MSと共通の「ムーバブル・フレーム」を基本構造としており、
使用可能なジェネレーターが限られ、出力不足という問題に直面していました。しかし、
「アクシズ」よりシャア=アズナブルが持ち込んだ「ガンダリウム」の量産技術により、
これを採用する事によって大幅な軽量化が可能となり、開発は進展を見せています。
また、この素材が最初から数えて3番目の改良型であるため「ガンダリウムγ」と呼ばれ、
本機のプロジェクト・ネームも改称されており、「γガンダム」となっています。
本機の設計には、旧公国の技術者が多く携わっており、「ドム」などに近いシルエットを
持っており、バーニアの性能、「ミノフスキー粒子」下でのセンサー能力などは、従来の
連邦系MSとは一線を画す機体となっています。
更に頭部のバルカン・ファランクス、背部のラックビーム・ピストルを始めとして多彩な
武装が用意されており、高い戦闘能力を持っています。
機体名に関しては当初の通り、「γガンダム」となる予定でしたが、シャアの提案により、
喜望峰を発見したバーソロミュー=ディアスに因んで「リック・ディアス」となったよう
です。また、開発時のコード・ナンバーは、MSA-099となっていましたが、連邦の査定を
逃れるためにRMS-099というナンバーも設けられています。

以上で第37回の講義を終了いたします。
次回の第38回では「アッガイ」についてお話しいたします。
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カニすき

2005年01月08日 | 買物
本日は買い物&払い込みをしたので戦果です。

・アドバンス・オブ・Z vol.3/メディアワークス(870円)
・月刊ニュータイプ2月号/角川書店(550円)
・ふたつのスピカ7巻/柳沼行・メディアファクトリー(540円)
・スパロボOGフルアクションフィギュア14「アルトアイゼン」/
 メディアファクトリー(8060円/送料・雑費込み)
以上の4品で、10020円になりましたよぅ。

アルトアイゼンは以前ゲームの限定版に付いてたモノとプライズ品よりも
カッコイイと良いなぁ。
と。プロトタイプ・マラサイとダンディライアンのすり合わせかぁ…。
ちうか。欲張りすぎるのもイケないってコトなのかなぁ??(ボソっと)
コメント (4)
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グラタン

2005年01月07日 | MS & MA
No.02「MSZ-006/Zガンダム」
H:18.7m/W:28.7t
今回は10月7日分の改訂版です。


第36回「Zガンダム」
「Zガンダム」は、アナハイム・エレクトロニクス内の「Z計画」で完成したMSであり、
第2世代MSにおいて導入された「ムーバブル・フレーム」を更に前進させたTMSです。
開発当初は、可変機構の複雑さ、脆弱さによって計画は遅々として進んでいませんでした。
しかし、「エゥーゴ」によって「ガンダムMk-II」がAE社に持ち込まれた事で、同社製の
物よりも優秀な「ムーバブル・フレーム」を手に入れ、決定的な飛躍を遂げています。
更に「ガンダムMk-II」の設計者のフランクリン=ビダンの実子カミーユの設計思案が持ち
込まれた事で設計変更され、AE社第4のガンダム系として「ζ」が与えられています。
また、MS時に背部にマウントされるフライング・アーマーは、状況に応じて交換する案も
あり、通常型とともに可変後退翼型も同時期に設計されています。通常型のウィングを装着
したMA形態を「ウェーブ・ライダー」と呼び、可変後退翼の場合は区別上、「ウェーブ・
シューター」とも呼ばれる事があったと言われています。
また、「グリプス戦役」が激化する中、戦闘に巻き込まれた定期旅客船「プロスペロー」の
乗客を救った「カラバ」のTMSが本機の3号機であったという証言もあるようです。
その他、「カラバ」でも本機の有用性に着目し、本機を原型機として用途を大気圏内に限定
した量産タイプ「Zプラス」の採用を決定しています。

以上で第36回の講義を終了いたします。
次回の第37回では「リック・ディアス」についてお話しいたします。

P.S.今日はコタツでうたた寝してしまった…。
コメント (6)
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