今回私が乗り換えたバイクは、CB1100EX Eパッケージといいます。
納車まで2か月半も待ったのは、このEパッケージが受注生産車両だからという理由が大きいです。
通常の車両に比べ2つの特徴があり、一つ目はETCが初めから組み込まれており、
ETCカード有無の表示を従来のLEDインジケータでするのではなく、
メーター内に「ETC」の文字表示がされています。
カードが入っていない時はアンバーに、カードが入っている時は緑に光ります。
2つ目はグリップヒーターを装備。
スイッチを入れると赤く光り、メーターの液晶にもマークが表示されます。ちょっと温泉マークっぽいです。
通常の(?)オプション品は温度を3段階に切り替えられますが、
Eパッケージのものは5段階に調節でき、より快適で使い勝手がよくなっています。
少し肌寒い夜に乗った際に初めて使いましたが、手が温かいというのはとても快適です。
真冬の厳冬期にどれだけ乗る機会があるかは分かりませんが、これなら指がかじかんでレバーを操作しにくいということはなくなるでしょう。
CBRの時は「便利・快適・楽」とは無縁というか、走るためのバイクなんだから と、
最低限必要なETCは付けてましたがその他の機能面ではちょっとストイックになっていました。
CB1100EXでは、のんびり快適に走ることを楽しむという主義ですので、便利・快適装備はとてもありがたいです。
今回のバイクは注文時に少しカスタムパーツを取り付けました。
まずは純正エンジンガード。 CBRに比べて足付きは良くなりましたが車重も増えてるので立ちゴケなどした時に安心です。
社外品で黒塗装されたものもありましたが、エンジンがシルバーなのでメッキタイプの方があまり目立たないかと。
レトロ感を増すためにクラシカルタイプのグラブバーも付けました。
この製品、カタログにも載ってるのですがEXは本来装着不可なようで、バイク屋さんが加工して付けてくれました。
カタログにはそのような注意書きは無し。
バーの内側の幅はシートとほぼ同じなので脱着がきつくなり、コツを掴まないとなかなかに難しいです。
とは言え、見た目がグッとレトロになりましたので結構気に入ってます。
HIDマニアの私としては、ヘッドライトには当然HIDを。
H4タイプなのでバーナーからの直射光がレンズに当たらず、CBRのように紫外劣化の心配は少ないかと思います。
お洒落ポイントとして、ヘッドライトステーも社外品に交換。
全体がレトロな雰囲気の中、この部分は今風なアクセントを加えたつもり。
ここからはカスタムというほどではないですが、タンクパッドは透明で目立たないものにしました。
注文時は今までも使っていたホンダのマークが入ったカーボンタイプを頼んだのですが、
雰囲気が似合わないと思い買い直しました。
どうでもよい部分ではありますが、サイドカバーを留めているボルト。
通常は普通に銀色で、黒い部分にポツンと浮いて見えるのでボルトの頭を黒く塗装してあります。
最後はナンバー灯。
今まで拘りの自作LED化をしていました。
このバイクはテールライトに電球を使っておりレンズ下側部分が透明でナンバープレートは電球色に照らされます。
レトロといえばその通りなのですが、ナンバー灯に関してはやはり白い光で照らしたいという拘りがあります。
そこで苦肉の策としてレンズ部に、CBRのメーターを青くした時に使ったカラーフィルムを貼り
光が若干白っぽくなるようにしました。
ナンバーを照らした時の見た目。
カメラの設定は同じ、改造用のテールレンズを入手済みのためフィルムを貼ったものと貼っていないものを
その場で付け替えて同じ距離から撮影しました。
オリジナルの状態からすると、明るさは減衰しますが結構白っぽく見えます。
白色LEDは青い光を黄色の蛍光体で疑似的に白色にしますが、
これは黄色い光を青いフィルムで白っぽくするという方法。
ハロゲンバルブでも照射光をより白っぽくするためにガラスが青くなっているものがありますが、
あれと同じ原理です。
テールライトとナンバー灯に関しては、いずれLED化したいと考えていますが
回路が今まのナンバー灯単体より若干複雑になり、取り付け方法も考えなければならないので暫く時間がかかりそうです。