08 CBR1000RRとさよならしてから2か月半、バイク無しの生活でしたが、
4月11日 CB1100EXが納車されました。
新しい相棒です。
CBRには何も不満はありませんでしたが、ある時ふと、ホンダのホームページを覗いてみると
CB1100のバリエーションが増えているのを発見しました。
それまで特に興味のない車種でしたが、タンク容量が17Lに増え、スポークホイールのレトロな見た目。
それ以来、妙に気になって度々チラチラと見ているうちに、何となく欲しくなってしまいました。
空冷エンジンに対する拘りや、CB750Fourに対する憧れなどは全くありませんでしたが、
CB1100EXには何とも味わい深いものを感じました。
エンジンの冷却に関しては空冷よりも水冷の方が有利でしょうし、
スポークホイールよりもキャストホイールの方が手入れも楽で若干軽い。
しかもチューブタイヤなのでパンクした時のリスクがチューブレスタイヤよりも大きい。
前後フェンダーはスチール製で錆も出てくるでしょう。
こう書いてみるとメリットよりもデメリットばかりじゃないか と思えてきますが、
そこは趣味で乗るバイク、自分の感性による見た目のカッコ良さが全てのデメリットを上回りました。
それなりに歳をとってきたこともあり、「おじさんがゆっくり走っても絵になるバイク」が欲しくなりました。
元々体力あるうちに一度はSSに乗ってみたい という当初の希望は叶いましたので。
速さや最新機能を追求し、しかしすぐに型遅れモデルになってしまうSSに比べ、
今度のCBは新車の状態で見た目が既にレトロです。
流行や年式などを気にせず楽しめるバイクではないかと思います。
久しぶりのネイキッドでポジションが全く変わり、腰は楽になりましたが
今度はハンドル位置が高すぎると感じ、肘から手首までの筋肉が痛むようになりました。
あれほど辛かったCBRのポジションにも、いつのまにか体は順応していたんですねぇ。
乗り始めたばかりですが、所有欲を満たすという点では文句のつけようがないバイクです。