熟成肉

2015年11月07日 09時27分11秒 | イベント

世間で話題の熟成肉を食べてきました。

肉に関する知識は素人なので調べてみると、本来の意味での「熟成肉」とは適切な温度管理をし、風を当てて乾燥をさせながら熟成を図る
ドライエージングという手法だそうです。(他にもあるらしい)
一方、熟成=時間の経過という解釈で単に冷蔵庫で放置していたものを熟成肉と謳って提供する店も多いとか。

熟成することで表面から数mmまたは数cmは適切なカビの付着や固くなったり、変質など食用に適さなくなるため
そこを取り除いて提供するため、その分価格が高くなります。
しかし表面を除いた食用に適した部分は旨味が凝縮され、精肉されたばかりの肉とは美味しさが格段に異なるらしいです。

肉の部位の名前や味の特徴の説明を受けましたが、普段馴染みが無く記憶が曖昧なため事実と異なっていたらご容赦を。
上の画像は「ランプ」という部位。霜降り肉。
味付けは塩コショウで、お好みでわさび醤油を付けて食べました。
脂は甘みがあり肉は柔らかくジューシーで、これぞ牛肉といった感じ。物凄く美味しいです。


この部位は確か「ヒウチ」だったかな?赤身肉です。
赤身というと固くてモソモソして口の中に残ってなかなか飲み込めず、あまり好きな部位ではありませんでしたが、
それは私のような庶民用の肉の話(それでも牛肉などめったに口にしませんが)でした。
提供された肉はとても柔らかく、肉の香りと味が強くていかにも「肉を食べている」と感じさせてくれます。


こちらは「イチボ」。霜降り肉。
ランプ同様脂身が食欲をそそり、とても柔らかく物凄く美味しい。


こちらは前菜で頂いた生ハム。
詳しい名前は忘れましたが、取れる量が少ない貴重な部位だったように思います。
こちらも脂が凄く、芳醇な肉の香りと味を堪能できました。
数か月分の肉を一気に食べたような満腹感と満足感。

今回訪れたお店は田園調布にある熟成肉専門店「中勢以(なかせい)」の直営レストラン「内(うち)」(所在地:茗荷谷)というところです。
田園調布のお店に、私が勤める会社の製品を採用してもらったことでその名を知り、ホームページを見るとレストランがある事が分かり、訪れた次第です。

昨年は国産松茸、今年は高級熟成肉とたまの贅沢を楽しんでいます。