ヨガでは、「始まりの一歩は終わりの一歩」と言われますが、シャバ・アサナ(死人のポーズ)はその代表です。
呼吸法の後、すぐにマットに仰向けで横になるときのシャバ・アサナと、最後の脱力法と呼吸法ほ終えたシャバ・アサナでは、脱力の状態に大きな差があります。
メンバーのほとんどが、始まりのシャバ・アサナで、足と足が開かず、両腕もあまり伸びません。
足と足の距離をもう1センチひらいてください、とお願いするのですが、几帳面な方ほど、なかなか緊張がほどけないようです。
毎晩の蒸し暑さと寝苦しさで、リラクゼーションで眠り込んでしまう方も少なくありません。
講師としては、脱力している証拠なので、かえってうれしく思います。