寒さと乾燥で、あたまの皮膚がつっぱっている感じがします。
指さきに力を入れてあたま全体を押すと、くっといたきもちいいところがあります。
その部分に刺激を受けると、あたまがゆるみます。
日差しの強さと、そろそろ飛び始める花粉のせいで目の疲れもばかになりません。
ヨガは、まずは目の運動からスタートします。
目をぎゅっとつむったり、ゆるめたり、うるおいやぬくもりを感じながら、こめかみ、あごから首にかけての緊張をほぐしておくのです。
ポージングの効果が、全体に流れるように、首をやわらかくしておく必要があります。
この会を始めて二十数年が経って、もう仕事をしていたころの月曜日の重い気分は、遠くへ去ったはずなのですが、月曜日はエンジンがかかりにくいという事情はあります。
しみついた習慣は、なかなか抜けませんね。
春の土用に入っています。
自然界は春へまっしぐらに進んでいます。
空の色にほんのすこし湿り気が感じられ、冬枯れにみえる木々にも、どこかうごめいているかんじがみえます。
わたしたちの身体も、このうごめく大気に包まれて、おさまりのよくない、むずむず感があるようです。
新年になって二回目のヨガ、冷たい風が吹くなか、参加していただきありがとうございました。
大きな宇宙のなかのわたしたち、わたしたちの内面にある宇宙を感じながら生活していきましょう。
ちいさな宇宙とおおきな宇宙の調和のとれた会話に耳をすませ、春を待ちます。
三角のポーズのあとのリラクゼーションは、腕を大きくひろげ、まるーく輪を描いて両腕を高く伸ばします。
そのとき、指先で大きく、大きく輪を描くように声をかけます。
すると、ほんとうにふっくらひとまわり大きな円ができあがります。
リラクゼーションは二回行うのですが、二回目は、もうひとまわり大きくイメージしてください、と声をかけます。
そして、ほんとうに腕で描く円が一度目より大きくなり、持ち上げる腕の高さもすっと高いのです。
メジャーで測っても腕が長くなっているわけでは当然ないのですが、大きく描こうとこころで思い描くと、大きく、高いところを意識して手を伸ばそうと思うと高くなるのです。
計測してわかるものではないですが、ひとは目で見てわかります。
ひとのこころ、目でみて感じることのできる現象です、
コンセンサスの取れない、しかし確実な気の力です。
今年初めてのヨガは、成人の日のきょう。
会館はひっそり、曇天で会場はひえびえとしていました。
二週間ぶりのヨガです。
太陽礼拝を楽しみにしていたのですが、お日さまは拝めず、暖房の効かないホールの窓を開ける気にもなれず、パス。
ドッグ・ポーズとコプラのコンビネーション、三角のポーズで左右差がすくなかったのは、みなさんお正月ゆっくりお休みされたからでしょう。
今年もよろしくお願いします。
