2017年 最後のヨガ

本年最後のヨガの会です。

といってもなんの師走感もない、日常の気分まんまです。

 

ざあざあ降りの雨が上がり、キラキラとまばゆいひざしが大きな窓から差し込んでくる会場。

ありがたいような空間です。

一番若いメンバーが、今朝のお天気はきもちが洗われる、と言うのをきいて、幸せなんだなぁ、と思いました。

気にかかることがあって、午前中連絡まち。

携帯はコートのポケットに入れたまま、音の響かない物置に置いておいたのですが、途中ちょっとのぞきにいきたくなりました。

 

心地よいセッションに身を任せよう、どっちみちなにもできないのだ、と思うと、私の悪い癖が出て来ます。

でも緊急なことが起こっていたら?

着信がくり返されていたらどうしよう?

と、いやな空想に不安をつのらせるじぶん。

いかんいかん、いつもの癖だ、最悪なことを考えて生きてきた哀れな癖。

これからはこういうのこそ変えていかないと。

こういうのを断捨離しないと。

 

セッション終了、

今年一年お世話になりました（ペコッ）

来年もどうぞよろしくお願いします（ペコッ）

テンプレートな年の瀬の挨拶を交わしてすぐにアイフォンを取り出して見て、とりあえずちょっと安心。

安心すると、いっきにお腹がへってきました。

だらだらと家に戻ると、しばらく斷っていた肉（!）を焼いてひとりで食べました。

 

おんとし６４歳。

これまでのヨガは、これからのためにあったのかもしれません。

６４歳から、衰えてくるもろもろ、え?こんなこといままでになかったのに?

をくりかえしながらもしつこく、くりかえしていきたい。

知恵をしぼって、自分の状況に創意工夫しながら。

ヨガで背骨を伸ばし、パワーを取り込んでいきたい。

 

来年も、よろしくお願いします!

 

メディテーションと妄想

ひさしぶりに、ヨガのあいだじゅう、もやもやといろんなシーン、いろいろな声やことばがよぎる日でした。

妄想とまではいいませんが、週末に観たドキュメントの映像や、過去におこったシーン、むかしだれかから言われたいやなことなど、ぶよぶよと湧いてきます。

あれ?

どーした?

と思ったあと、いやいやこれってよかったんだ、と思い出しました。

「いろいろなものが出てきて、流れていくのはこころが澄んでいるからです」と書いてあったのはだれの本だったか?

「無」などということはありえない、意味不明な流れが意識にのぼることはおおいに結構、と。

 

シャバ・アサナのあいだ「死体」になることをこころがけました。

師走は毎年体調を崩しやすいので、とにかく動いたあとは脱力することをこころがけています。

抜いたつもりでも抜ききってない、のだと思います。

もっと抜かなくては、もっと吐かなくては、もっと捨てなくては、と思う年末です。

シャバ・アサナからはじまり、シャバ・アサナで終わるヨガ。

はじめの一歩は、最後の一歩、そのことの意味を考えます。

 

 

師走のヨガ

１２月に入り、なにかと気ぜわしい、ひとの流れの激しい季節になりました。

こんなときこそ、あえてゆっくりした呼吸で毎日を過ごしたい。

呼吸法から、ねじりと普段より時間をかけて、身体のうごきに、呼吸の意識を調整しながら行いました。

終了したときの、メンバーの方たちのピンク色のつま先と頰の色にセッションの出来栄えを計ります。

先週書いたように、好調にフィニッシュというときと、やや出し切らない感で終わることがあります。

 

この１５年間つづけてきた会ですが、私のながーい不調は抜け出しつつあるようです。

私の体調、６４という年齢もあったと思いますが、正直メンバーのコンディションも影響していたと思います。

人数はずっと減少してしまいましたが、いまの私の力量には似合っているのかもしれません。

もうしばらく、じっくり考えながら、この規模で続けて行きたいと思います。

 

次回月曜日は、現場の仕事がはいり、ヨガはおやすみです。