秋晴れの朝、みんな調子が良さそうです。
三角のポーズでも、ひざがしっかりと伸びています。
ひざは、年齢とともにかっちりとブロックするのが難しくなるようで、あまりひざを伸ばして、ひざをぴんと張って、と言っても伸びないものは伸びないので仕方ないのかな、と思いつつ、なんとかひざがかっちりとした三角のポーズをしたいと思います。
したがって、いろいろ声がけを工夫します。
準備の段階でひざをまっすぐにし、そのまま、そのまま、となるべくキープ。
うまく行くときと行かないときがあります。
それでも意識を向けることを続けていきたいと思います。
からっとした晴天だとみなさんのご機嫌もよく、気持ちのよい月曜の朝ヨガになりました。
急に冷え込んだ朝です。
北風がつめたくて、思わずコートのえりをぎゅっとしめます。
それでもまだ冬とは違い、すこし歩けば身体があたたかくなります。
今日のヨガは、いつも通り顔面をゆるめるところから始め、ゆっくりとねじりに進みます。
顔の緊張をなるべく取ってから始めたいのは、首に強張りがあるとヨガのポージングがうまく全身に流れないからです。
顔の緊張をほぐすには、まず目の疲れを取ることです。
「目は人類の危機」と言われるほど、私たちの目は、これまでにない強い光の刺激に不断にさらされているのです。
こうしてパソコンを操作するうちにも、私の目は反射を受けています。
目を休めることは容易いことではありませんが、蒸しタオルや両手を強くこすって温めてから両眼に当てるなどするとよいかもしれません。
たまには電子機器をすべて置いて、ゆったりすることは必要と思います。
頭を休めることは、なんと難しいことでしょう。
身体であれば「止まれ!」と命令すれば止まれますが、考えに囚われているとき「止まれ!」と号令
したところで、頭のなかの考えはストップしてくれません。
囚われから解放されることはなかなか難しいのです。
せいぜい気分を変える、ということでしょうか。
リラクゼーションは、身体の表面からはじまり、ゆっくりと内面がほどけるようになります。
頭の疲れも、頭皮を緩めることからはじめ、頭の芯をほどいていきます。
声かけによって、外部の音や音楽の力を借りてほどいていきます。
この方法は、ひとりで行うより、複数の方たちとのセッションのほうがうまくいきます。
今日は、どんよりした朝です。
空がしろく濁っているよう・・。
ポージングの刺激を持ち越さないようにしましょう。
次のポーズへ移るまで、全体重をマットに委ねるのです。
息を深く吐いて、ずーんと全身を水に沈める感覚です。
心地良い刺激のあとの余韻を味わいながらリラックスします。
どんな刺激に対しても身体はストレスを感じ、時として反応に敏感さが失われることがあります。
ゆっくりと横になって、次のボーズまで休息します。
吸うより吐くほうが難しく、得ようとするよりからっぽにすることのほうが難しいのです。
