奥沢・東玉川のヨガ教室

Vanda Scaravellli に学ぶヨガ
奥沢・田園調布・東玉川・雪が谷大塚・石川台・洗足池・自由が丘

アキレスの神話

2015-05-19 11:03:34 | ヨガ

神話の世界で、強く完全な健康体を授かったアキレスのたったひとつの弱点は踵でした。

アキレスが誕生したとき、アキレスの不死身を願った女神は、彼の踵を掴んで、不死身の海にぽちゃりと浸けます。
ところが、女神の掴んでいた踵だけ不死身の海に浸かることができなかったので、その部分=アキレス腱だけが彼の唯一の弱みとなり、失墜の元となるのです。
 
この神話の意味するところはなんでしょう?
身体の最も弱い部分とは、ひるがえって全身を守ってくれる第一関門といえるのではないでしょうか。
 
スカラヴェッリによれば、踵は脊柱と同一線上の、われわれの頼りとなるべきポイントです。
木の根になぞらえれば、人体と地面が重力によって初めに接触する場所なのです。

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三角のポーズ

2015-05-12 10:42:35 | ヨガ

壁を使って三角のポーズを練習しました。 

ヨガの第一の先生は自分のからだ、第二の先生は壁、第三がインストラクターです。
 
 
三角のポーズは、片足を180度に、片足のつま先を直角よりやや内側にします。 
この時、つま先の方向は定規で測るくらいに厳密にしていただきたいのです。
内側にした側の足の かかとを壁にくっつけて、三角のポーズをします。 
①両腕を肩の位置に伸ばし(連休あけのセッション、みなさんややお疲れ気味の様子、どうも肩が上がり気味でした。)  
②腕の平行移動
③並行に移動した腕を床に付け、片方の腕は天井に伸ばす。
 
 
そのひとつひとつの動作に従って、かかとが、ぐっ、ぐっと壁を押します。 
かかとに壁の圧力を感じていただきたいのです。 
 
この練習をすると、「かかとを開く」という感覚がつかみやすくなるのです。
かかとがなぜ大切なのか、については次回スカラヴェリの理論をお伝えします。

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ヨガと瞑想

2015-05-09 06:45:42 | ヨガ

 セイロン・ヨガでは最後のリラクゼーションをたっぷり行います。

このとき、眠くなったり、ぼうっとしたり、逆に神経が冴えてしまうようなことがあるのですが、この状態が瞑想の入り口です。

さらに瞑想に近づくためには、より呼吸に集中し、深く息を整えていくことが必要です。

 

 呼吸に集中し、深く息をするために、座禅では呼吸を数えることを教えています。

(禅では自己に没頭することを「三昧」と言います。)

 

ヨガでは、吐く息を重要視しますので、吐く息を一と数え、吸う息を二と数えながら十まで進み、また一に戻ることが第一の数息観です。

数息観とは禅の用語ですが、読んで字のごとく息を数えながら、観察することでもあります。

自分の呼吸を客観的にとらえ、自分の内側を静観することです。

 

セイロン・ヨガはメンバーを募集しています。

ご連絡お待ちしています。


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