奥沢・東玉川のヨガ教室

Vanda Scaravellli に学ぶヨガ
奥沢・田園調布・東玉川・雪が谷大塚・石川台・洗足池・自由が丘

こんなときこそ

2021-08-19 06:42:31 | ヨガ

日曜日は、大雨警報のなかを引越ししました。

引越し業者さんの若者たちもずぶ濡れになり、段ボールも一部濡れてやぶれてしまい、トラックが道を走れるか心配したほどでしたが、さすがはプロの仕事、なんとか午前中におわりました。

しかし、私にとっては、引越しが終わって新しい住居に移ってからが本番の作業、日常のものたちがすべて段ボールに入って、居所を失い、あれどこにやった?

すぐに使うものは別にしておいたはずだけど、と悩ましい混乱が段ボールの城のなかを展開します。

翌朝、まだなにも片付いていない状況で、なんとか着るものをひっぱりだして、ヨガの会場に向いました。

こんなにも不安定で疲労していて、それでもヨガはいつものとおり、すーっと砂に水が吸収するようにぎざぎざのこころとからだをうるおしてくれます。

ヨガでいやされ、そして次に向かう力がもどってきたようでした。

 


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痛み

2021-08-10 11:10:45 | ヨガ

痛みは、16世紀の女性たちには個人に属するものではなく、世界にほころびがあるために起こる症状としてとらえられていました。

私の身体は、天候よって痛みが生じます。

痛みがあると、なんとかしようともがきます。

痛み止めを飲んで痛みの感覚はマヒしても、身体は痛みを耐えているので、消耗します。

私は、ほとんどの場合飲みません。

入浴やぬかパック、蒸しタオルでずいぶん改善します。

たいていの場合は時間がたつとよくなりますが、これ以上痛くなったらどうしよう、と恐怖に襲われ、恐怖が痛みを増幅させる感情であるとしりつつ、「なくとかなるさ」とは思えない因果な性格です。

さっさと痛みを消す方法を考えます。

痛みをなにかの警告ととらえる考えることもあります。

なにかが間違ってるから痛むのだ、とあくまでも自分の責任です。

世界に亀裂があり、紛争があり、闘争があるのはほんとうのことです。

このしつこい痛みをそのせいにする、のもおもしろいかもしれません。

 

台風の影響による、突然の大雨、疾風、そしてうってかわったぎんぎらの太陽とめまぐるしく天候の変わる月曜日、私たちはいつもようにヨガをします。

ケヤキの大木に、鳥の声が聴こえたかと思うと、セミのわんわんいう声も響いてきます。

それがまた、ざあーっという雨の音に変わります。

瞑想にうってつけのお天気です。

身の回りの音に集中すると。かえって内部に深く誘われます。

全身がかるくなったこの日のヨガでした。

 


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呼吸と瞑想

2021-08-02 16:03:14 | ヨガ

わたしたちのヨガの三分の一は、脱力法と呼吸法です。

ヨガで心地よい刺激を与えた身体をいったん脱力し、呼吸を深くしていくとたちまち瞑想状態になります。

耳に聴こえてくる音はすべて聴くように、全身に感じる感覚はすべて感じるように声をかけていきます。

身体の感覚にはなるべく色をつけて感じていきたいと思います。

チャクラに色がついた図がありますが、私は赤、橙、黄色、緑色、青、藍、紫の図を参考にしています。

チャクラも、外側から内側へと感じるようにしています。

自分の身体を常に内側から感じていけるといいと思います。

美しいとか、若いとかそういう見た目ではなく、感覚を大切にして感覚と感覚をつないでいければ、と思います。

月曜日の朝、とてもよいセッションを終えることができました。

 

3月末締め切りのパソコンを使う仕事に根をつめて以来、左の肩が動かなくなり、シャツを頭から脱ぐことも叶わない不便に日々が続きましたが、先週からずっと痛みがなくなり、きょうはツリー・ポーズのときに左腕がまっすぐに上に上がりました。

4ヶ月かかりましたが、治りました。

 


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