奥沢・東玉川のヨガ教室

Vanda Scaravellli に学ぶヨガ
奥沢・田園調布・東玉川・雪が谷大塚・石川台・洗足池・自由が丘

12月14日のヨガ

2020-12-16 05:49:39 | ヨガ

すばらしく晴れた月曜日の朝、風はつめたく吹いていますが、会場はあたたかく快適でした。

先週、コブラで新たなインストラクションを加えました。

背中を外らせながら、骨盤を床に向かって押すようにするのです。

そうすると、腰につよい刺激が流れます。

じつは、私はそれをやりすぎたらしく骨盤の動きがにぶくなってしまいました。

自分の呼吸と体重だけで調整できることもあれば、ぶっ壊すこともできるのです。

 

ぎゅっと詰めてしまうのはわるい癖で、これまでも痛めています。

幸い賢いメンバーのなかに被害はなかったようです。

 


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感じる身体

2020-12-08 08:06:02 | ヨガ

呼吸とともに身体を左右、上下、前後と身体を動かしながら、じっくりと感覚を内面に向けていきます。

これは、ひとりでできるようで実はひとりで行うことではありません。

「自分の身体であって、自分の身体のようではない」というのがこの日常をいきる私の感覚です。

それをヨガでじっくりと自分自身に戻すのです。

他者との呼吸の交換によって初めてできるのです。

自分の身体感覚を自分に戻すのに、ひとりではできないというのは謎であり、救いでもあるかもしれません。

 

身体がどこかおかしい、と感じながら、その疑問をどこへ持って行っていいかわからない、ということがあります。

こころも同じかもしれません。

医者、カウンセラー、東洋医学系のあれこれ、どうやら解決しないままです。

ヨガは、そのためのなにかではありませんが、ひとと会い、呼吸を合わせ、一緒に動くことで調整することは、何にも変えがたいと、このごろ特に感じています。

日本でヨガを立ち上げて20年以上の月日がたちました。

メンバーひとりひとりに支えられて月曜日を迎えています。


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自分のからだに戻る

2020-12-01 07:32:34 | ヨガ

ヨガの効果のひとつに「自分自身のからだに戻る」ということがあります。

ひとは自分自身のからだを、人体解剖図を通してイメージしています。

これは、西洋医学の発展の始まりです。

解剖学から始まり、女性祈祷師や産婆の大量虐殺(魔女狩り)が現在の西洋医学の出発点です。

臓器の配置や四肢があかたもばらばのものであるように感じることはおかしいことです。

こころとからだ、という分け方もおかしい。

鏡を使って行わない、というのは、ヨガでは他者の目で自分自身のからだを見ない、ということなのです。

自分自身のからだを自分で感じることです。

 

このところヨガの実践で「中空」ということを意識しています。

これは、ヨガだけでなく、禅や東洋思想にある自分軸のことと私は理解しています。

ドッグ・ポーズとコブラで最終的に内奥をひらいていき、芯にある空間にすっと気を通す=呼吸を通し意識を当てることでみえてくる世界があります。

 


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