気温のアップ・ダウンが激しいです。
腎系が敏感な方は、顔色がわるくみえます。
腰をよくねじって、ぎゅっと脇腹をつまむ、野口整体の処方をヨガにも導入してみました。
ヨガを人体解剖図に沿って行うのは、個人的には賛成できません。
ヨガは、からだを感じるものであり、解剖学的なアプローチがよい方法と私は考えていません。
ピラティスのような方法が合ってるケースもあるのでいちがいにはいえませんが。
「かんじるからだをつくる」というのが、私たちのヨガの軸になっています。
先週、井の頭公園にある有名な道場へ行って瞑想指導を受けてきました。
暑いくらいの日で、公園はひとびとで賑わっていました。
その日の帰り道、なぜか身体がいうことをきかなくなってしまい、最寄駅から自宅に帰るのに歩くのが困難になりました。
翌日、急に気温が下がると家のなかを歩くのにも杖が必要になってしまいました。
現在、コロナ対策で駒沢大学の道場も閉まり、座るところを探しています。
私は福井県にある仏国寺というい曹洞宗のお寺で坐禅を積んできたのですが、老師も亡くなり、なにがあったのか以前のようなお寺ではなくなってしまいました。
近くに座る場所を探し、出向いては座らせてもらってきたのですが、私に合う場所はなかなか見当たらず、かといってひとりで座ってはいけない、という老師の言葉もあり、焦ってもいたのでした。
指導を受けて、初めてわかったこともあり有意義だったのですが、坐禅をする場所をまた一から見つけなくてはならないようです。
「死者のポーズ」から始まり「死者のポーズ」で終了するヨガのコース。
仰向けになって横になる「死者のポーズ」はある意味ヨガの到達点です。
ドラマや映画でも、役者さんの演技力は死ぬシーンで試されます。
ポリヴェーガル理論によると、ひとは危機に遭遇すると隠れます。
死を装うのです。
シャバ・アサナは、いいきものにそなわった本能的な危機回避のポーズなのです。
この世に生きている限り、脱力し完全に受身にするのは難しいです。
守られた安全な空間で、心身を防衛する究極のポーズがシャバ・アサナです。
表面の脱力だけでなく、内臓の力も抜き、精神の力みも抜いて死者になりきります。
世界を死者からながめるのです。
セイロン・ヨガはメンバーを募集しています。
催眠療法家によるヨガのセッションを受けてみませんか。
ごれんらくは、フェス・ブックのメッセンジャーからお願いします。
明け方から土砂降りの雨が降っています。
冬に後戻りしたような寒さ。
いやいや、膝や関節に問題のあるメンバーもいるので心配しましたが、雨足がいくらかましになったので通常通り行いました。
ヨガはシャバ・アサナから始まり、シャバ・アサナで終わります。
始まりのポーズが最も難しく、同時にそこが到達点でもあるのです。
始まりのシャバ・アサナで脳を受身の状態にします。
脳を受身にするということは、一旦すべてを受け入れてみるということです。
外を降りしきる冷たい雨が、毎週月曜日の朝の騒音を消しています。
ゴミ収集車の一時停止を知らせる電子音や、バリバリと家庭ごみを積み上げる音。
近所の保育園からお散歩に来る子どもたちの賑やかな声も今日は聞こえてきません。
「悪天候」の「悪」とは、しょせんこちらの都合（利害）にとって邪魔ということでしかありません。
しかばねの立場に立ってみれば天候とはただそこにある現象です。
脳の働きを止め、しかばねになってみる。
ヨガはそれを教えています。
※セイロン・ヨガはメンバーを募集しています。
セイロン・ヨガは、インドのヨガとは異なり、ゆったりとした流れのヨガです。
身体にストレスをかけないゆるやかなポージングと呼吸法が特徴です。
呼吸をふかくいざなっていきこころとからだを解放していきます。
セッションが終わったあとひとまわり大きな呼吸をしている自分を発見することでしょう。
ヨガ初心者、高齢者、あるいは病後で体力に自信のない方、またはこれまでヨガに「ちょっとちがう」と感じられている方におすすめです。
時間・毎週月曜日 午前10時〜11時半
場所・大田区東玉川
講師・IHI認定Basicヒプノセラピスト（催眠療法士資格）ソマティック・ヒーリング（体細胞療法）コース終了。野口整体講座終了。
ご興味のあるかたは、フェイス・ブックからメッセージを送ってください。
詳細をお知らせさせていただきます。
またリモートによる個人催眠セッション、ヨガ・セラピーをご希望のかたがいらっしゃいましたら、メッセンジャーからおしらせください。
お待ちしています。
