フラメンコ教室 大阪市住之江区 三重県名張市 『寝ても醒めてもフラメンコ』

フラメンコのこと、日々のささやかな想い、暮らしのことなどを、とりとめもなく綴っています。

パンパネイラ

2018-08-14 | スペイン2018
ブビオンを拠点に、少し下にあるパンパネイラという村を散策する。

朝食はオスタルで。

大きめのコップいっぱいのカフェ・コン・レチェに、これまた半分と言えど大きめのトスターダ。アメリカン・チェリーと胡桃!

セニョール高木ブーが、右のグッズを使って胡桃の割り方を教えてくれた。力加減を間違えると殻を粉々に破壊
食べてる最中、オウムが歌を歌ってくれた・・・ええ声やぁ

鳥籠は、朝は目隠しされている。
庭に出て気が付いた!アメリカン・チェリーは自家製なんだ!


パンパネイラへは、山道を下って行く。







村が見えてきた。



途中ぬかるんでいる地面もあり、予想より足場の悪いハードな道だった。30分以上かかった気がする。帰りはこれを登るのかと思うと、ちょっと無理な感じ
車道の方が、距離は長くなっても歩きやすいに違いないと、その時は安易に考えていた。



村に着いた。

めちゃ吠えられた。身体通り抜けそうやん

休憩〜。



道の真ん中に水が流れている。
煙突のある可愛らしい家の造りは、ブビオンと同じなんだ。


jarapaというカラフルな織物が至る所に展示されている。触ってみると、意外に柔らかい感触。持って帰る事を思うと、気軽には買えないね。

お昼ご飯には、期待の郷土料理をチョイス。

plato pampaneira・・・plato arpjareno(アルプハラ料理)と同じ内容だと思う。
チョリソとモルシージャの2色のソーセージ、マグロの炙ったの、卵とハモンとポテトが盛り盛り。
モルシージャは、豚の血のソーセージ。初めてスペインに来た20年前(!)には気味悪くて食べれなかった。今は噛み締めちゃう自分 昨夜のビデオで、おばちゃん達が精魂込めて作ってるのも見たしね。家畜の命を余すところなく、ていう精神。レバーのような食感で、甘みがあった。
完食!お腹がはち切れそう。


皆んなここで、水入れてます。私も見習う。

休憩〜。

スペインではアイスコーヒーは無いので、氷を頼んで自分で作る。(アイスコーヒーは日本のが美味しい)
飲みながら、帰り方を思案。あの山道を引き返すのは、やはり辛い。登り坂だけど、平らな車道をゆっくり歩いて行こう!小一時間もしたら着くんじゃないかな?と考えて繰り出した自分は甘かった!
こんな炎天下の、影の1つもない路を行くのは危険やーーー! しんどくても森林が影を作ってくれる山道の方が安全である。

直ぐに引き返した・・・あと1時間ぐらい待てば、ブビオンに来る時に乗った1日3本のうちの3本目のバスに乗れるんじゃないかな?と閃いて。
確か、パンパネイラ村の入り口のお土産屋さんの辺りで停車したような???
バス停の印を探すが、そんなものは無い。待ってる人誰も居ない。途方に暮れて、お土産屋の少年に聞いた。確かにバスは来るようだ。指差す方向には、やっぱり何の標識も無い。
不安な気持ちで待つ間、アルプハラで休養の筈が、全然休養になってないやん〜と思う自分であった。

無事にバスに乗れて、ブビオンまでは7分位だったけど、とても歩ける感じの車道じゃ無かった・・・が、1人、太陽に向かって歩いている女性を発見!!!たぶん昨夜見掛けた同じオスタルの女性である。あぁぁぁ、お気の毒ー
その晩、サロンのソファーで長時間グッタリしている彼女を見掛けた。
つづく・・・。

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グラナダ3週目に食べた物パート2

2018-08-13 | スペイン2018

家夜食


関東の踊り手さんに連れて行って貰ったお店にて。付け合せは、アサリとシジミの中間ぐらいの大きさの貝の酒蒸し?美味しかった!

こちらです。plaza nueva のお向かい。シーフードのフライで大人気のようで、行列が出来るほど。

魚介のフライ盛り合わせ。美味しかった!


別のバルへ移動して。ビールに付いてきた物。


レッスン最終日の朝は、いつものバルでチュロスにした。チョコラーテと。


冷蔵庫の中の食材を使い切った。


バルで休憩。イワシのフライとポテトサラダ付き。


ブビオンに行くバスに乗る前に、セラニートで腹ごしらえ。

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グラナダ3週目に食べた物パート1

2018-08-13 | スペイン2018

家ご飯

家ご飯

家ご飯(いつもお昼に結構な量を食べてた。必ずビールも飲んでたら、掃除に来てくれるセニョーラが「それは正しいことよ!」と言ってくれた

食べに行ったお店



ドリンクの付け合わせは、トルティージャが乗ったパンと、しょっぱいトマト。


お肉たっぷり。


タラとジャガイモと卵を和えたもの。さっぱり美味しかった。


クロケタ(コロッケ)


外でも色々焼いてる店だった。

家ご飯に戻る

米とパスタは尽きた。

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グラナダからブビオンへ

2018-08-13 | スペイン2018
アルプハーラ地方で宿泊に選んだ村は、bubion。バスで2時間〜2時間半ほどだ。1日に3本しかなく、私は3本目の16:30発に乗ろうと決めていたので、事前にチケットを買っておきたかった。バス会社のALSAのサイトからネット購入を試みたが、なぜか購入に辿り着けない。(このサイトから買った人がいるので、私が何か操作を見落としているのだろう)
goeuroというサイトから割と簡単に買えるよ、と教えてもらい、前日に試みたところ、ホントだ、簡単に買えた!ただし、3€ほど手数料がかかるような感じだった。満席で乗れないとか、窓口で並ぶ手間を考えてこの際は納得することにした。

メールで送られて来たチケットは、alcutar行きの線になっているが、電光掲示板で16:30のバスを探しても、そんな行き先は無い。

インフォメーションに聞きに行ったら、belchules行きなんだと
ふむふむ、7番乗り場に行ってみると、バスの正面にはこんな表示。


確かに最終はalcutarになっている。しかしそんな事より、目的地のbubionが無いやん!
運転手さんにiPhoneのチケット画像を提示したら、リストを見て「yukiko?」と確認された。良かった、このバスのようだ。しかも座席番号1。運転席のすぐ後ろだ。goeuroは外国人旅行者に優しい。

バスが発車してから見えてきたグラナダ郊外の景色は、市内と全然違う風情だった。中サイズのマンションが沢山。路面電車が走っている。


発車した時は空いていたバスも、停まる度に人々が乗り込んで来た。


カーブする度に、なかなかダイナミックな景観を味わいながら山の上に来た!目的の村で下車。





1泊28.6€の安宿に収まる。お風呂付き。わーい、やっと1人!

少しお散歩。





なんと可愛らしく静かな村だろう
至る所で水が湧いている。


夕飯は宿のご主人オススメのレストランへ。
(ご主人は高木ブーをハンサムにした感じ)

肉団子のアーモンドソースとジャガイモ添え。
注文を聞いてくれた兄チャンが優しい人で、半分sizeにしてくれた。(←メニューに大きいsizeしかないと、やって貰えない事が殆どだったから、ラッキー)ビールも頼んで5.8€



大満足して宿に帰ったら、ご主人が「この地方のビデオを観るかい?」とセットしてくれた。

昔からの、自然と共存した人々の営みがわかる素晴らしいビデオだった。洗濯場の様子や、村人総出で、手分けして豚一匹を裁く様子、ファンダンゴのような民謡・・・。郷土料理には、赤ワインが合いそうだな?明日が楽しみ。

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グラナダ最終日

2018-08-12 | スペイン2018
グラナダを去る日がやって来た。

こちらで使う目的で初日に買った物。
左の、町歩き用に買った鞄(土産物屋さんで5€)は重宝した。上に小さく写っている眼鏡のヒモ(2€)は、接続部分がすぐに壊れた。水玉のレッスン用バッグ(10.5€)も、買ってすぐに紐がボロボロになった。

最後にもう一度サクロモンテの丘を歩きたくて、朝から散歩に出掛けた。

水飲み場で乾きを潤している。どの子もリードを外されて自由だワン。





観光名所のサン・ニコラス広場でなくとも、アルハンブラ城を眺められるスポットは至る所にある。












だいぶ降りて来た。


マリオ・マジャ像。

休憩〜!


目の前のトルティージャ、こんな風にまーるく焼きたいんだけど、どうやるの?


里へ降りた。ずんずんセントロへ

浮世離れした感じの日本人?が、絵を描いている後ろよりパチリ。




市場を突っ切る。アルバイシン地区にはこういうのが無い。

目的のCDショップへ。2店あると聞いていた内の1店は、営業時間なのに閉まっていた。仕方なく遠い方を目指す。(今はディスクの時代では無いのだろうが)気になるものを数枚購入・・・やった!少し学割がきいた。
学校で見掛けていた男の子が、家族で入って来て、私に気付いて照れくさそうな笑みを浮かべた。カマロンのTシャツを買って貰っていた。ふふっ、分かるけど・・・お子様ね。

いつも通り過ぎるだけだったアラブ人街のテテリア(アラブ風の喫茶店)に入ってみたかったが、引き返すには遠く
近場で休憩。

もう少し先にあると思われる気になっていたフラメンコ・スタジオの前まで行ってみることにした。アルバイシンの至る所にポスターが貼られていたそのスタジオは、住んでいる所から行くにはやはり遠かった・・・止めといて良かった、距離もさることながら、高低差が
住所の番地の前まで行ったけど、外からはフラメンコの気配は感じられず。
さて、帰ろう!!

日射しの中、石の階段を登る。前を行く若者たち。ビックリしたけど、女の子が仁王立ちのまま、立ちションをしてた!

グラナダは、方角ごとに異なる顔を見せてくれる。アルバイシンに滞在出来たのは貴重な体験だった。
アナへのお土産に、デザートパンを買って帰宅。別れを告げた。「来年また来るわよね!」・・・強く願えば、きっと。

この3週間、睡眠命の私が5時間弱の睡眠で頑張った。コンサートやタブラオの開演時間が遅いので、出かける度に深夜帰宅。
暑くて眠りにつけない夜や、風の向きでスースー眠れる夜など様々だったが、毎夜2:00〜3:00帰宅のアナの酔っ払いの物音で一度は目が覚め、深く眠れないまま朝が来て、10:00からのレッスンに通った。うまく昼寝で補えたら良かったのだけど、横になるだけの毎日だった。3週目に至っては一気に口内炎が出来て、気持ちはハッピーでも身体がバテバテだった。
不思議なのは、腸の調子が悪くないこと。グラナダの水のお陰だろうか?

さて、帰国する前にちょっぴり寄り道する。
石井崇さんの画集や本で知って、何年もずっと憧れ続けていたアルプハーラ地方に。
山の上は涼しいかな?休養になるかな。


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