ぶつぶつ地蔵

地蔵 呟く ひーの言葉を。ぶつぶつと…。

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おんころころ せんだり まとうぎ そわか

2005-09-05 00:34:37 | 呟き
はい。イキナリ呪文から初めてみました
何の呪文か解った人は、かなりの使い手とみゆる。(ウソ)

台風の近付く雨の中、奈良は西ノ京。薬師寺へと行きました
正確には、薬師寺にお参りする時間がなくて写経堂にしか行ってないのですがね・・・

問い:何をしに薬師寺さんまで行ったのか
答え:花会式に行くつもりが、仕事の都合で今年は行く事が出来なかったので、返しそびれている
古いお札&肌守りをお返しする為。

まぁ実際のトコロ、うっかり者の私は古いお札&肌守りを持って行くのを忘れてしまって、何をしに行ったんだか・・・状態だったのですが。
一応、毎年1巻づつお写経をしているので、せっかくなのでお写経をしたんですがね。
いかんせん昼近く迄、家でぐずぐずしていた為に、お薬師さんに到着したのは午後2時。
普通、お写経と言えば『般若心経』を写すトコロが大半なんですがね、オイラは『薬師経』と決めているので時間がかかりますのよ。般若心経の2.5倍はあるからね。しかも、お薬師さまの姿まで写さないといけないから、更に時間がかかるのだ。

先ず初めに受付で輪袈裟をお借りする。写経場の入り口でクビに輪袈裟を掛け、口に丁字を含む。丁字を口に含む事で体内を浄化するのだ。次に写経場の中に入り象の香炉を跨ぎ、体の外側も浄めます。これで完璧。写経に入りましょう~。
ごぉ~りごぉ~り、しゅしゅしゅ・・・と墨を摺りつつ心を落ち着かせる。
好みの墨色になったらば、後は無心にお写経するだけ。
書けども書けども3枚の用紙の文字は埋まらない。初めのウチは自分の身の回りの人の健康等をお願いしながら書いているのですがねぇ。気付くと無心に肩こりと対決しつつ、お経を写しておりました
同じ体勢って・・・辛いね。日頃、コレ程机に向かって文字を書く事がありませんのでね。肩コリコリでした。
納経して外へ出たらば・・・16:30回ってる・・・
御本尊様へのお参りは、忘れて来たお札達と一緒にする事にして、薬師寺を後にした。
 写経堂の眺め

何となく・・・せっかく西ノ京迄来し。尼が辻まで一駅歩く事にした。
昨日の富田林にも負けない古い街並・・・

萩の花も咲いていた。
萩と言えば・・・皆様、春の七草は御存じですよね。
じゃぁ、秋の七草は?ちゃんとあるんですよ
萩の花 尾花葛花撫子の 花女郎花 また藤袴 朝顔の花
尾花はすすきの事。朝顔は桔梗の事なんですよね~
ま、そんな事を思いつつ、サクサクと唐招提寺さんを超えて尼が辻駅を目指す。
途中にね、第11代天皇 垂仁天皇陵があるんですねぇ。
 田んぼからの御陵の眺め。
そして、湖面からの眺め 
平たくいっちゃうと、お墓なんだけど・・・古墳って好き何だよね。見てるの。
中に入れたらいいのになぁ・・・と思いつつ、ぼんやりと眺めるのが好きだ。(変?)

やっぱり奈良はいいなぁ。
時間がね、ゆっくり静かに過ぎて行く。

雨が止んで、水玉のキラキラ光る青い穂を見ながら、また、トレッキングもどきをしようかなぁ・・・などと企むのであった。


おんころころ せんだり まとうぎ そわか
とは、お薬師さんの真言です。お薬師さんにお参りする時には、呟いて下さいね