『道具置合 天然宗左口授』を読む64 2014年05月24日 | 茶書を読む 前に記した様に、茶碗を残さず薄茶入だけを置き、茶碗を持ち出してもよろしい。 水指は、水を少ししか汲み取らなかった時、水指に水が八分目程残っていれば、取り入れずに、堂庫の内に入れ置いたままでよろしい。 水が七分目程であれば取り入れて、薄茶を点てる時に、水を入れ持ち出して点前をします。(其時によります) 右は濃茶仕舞った後、道具を残すか、または取り入れる仕方です。 右に記した図により見合わせます。 薄茶を点て終えたあと、道具の残し方も、このような仕方を基に工夫して下さい。