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『道具置合 天然宗左口授』を読む72

2014年05月29日 | 茶書を読む



柄杓を釜へ掛けます。
また仕舞にも湯返しをして、釜の蓋を閉め、杓を柄杓立てへ差し、火屋の蓋を直しその座に置き、水指の蓋を閉め、火屋を柄杓立ての前へ置き付けます。
五徳その外あしらいの必要な蓋置は、すべてこのようにします。
一、 釜の蓋が熱い時は、服紗で取

『道具置合 天然宗左口授』を読む69

2014年05月29日 | 茶書を読む



の時にも掛けます。
一、 柄杓を取る前に釜の蓋を取り、それから柄杓を取り湯を汲みます。
もっとも、炉風炉共にこのようにします。
中仕舞の跡などこの仕方がよく、服紗を取り釜の蓋を開ける時は、そのようにしなければなりません。
[語注]不然(ふぜん)は、「然らずんば」と読み、「そうでなければ」の意味。
一、 䑓子の時、火屋を使うとき、初めに座へ火屋を置き付けます。
そして湯を