『道具置合 天然宗左口授』を読む74 2014年05月31日 | 茶書を読む 時、そのようにされて、その後にお話し下さいました。 もっとも唐物点てで、また服紗は直に右の膝の脇へ置いてもよく、この時もそのように宗匠はされました。 一、 炉䑓子の時、柄杓を抜(貫)く時は、膝を廻して䑓子に向き、柄杓を取りまた本座に戻ります。 何度もこのように致し、もっとも丁寧な
『道具置合 天然宗左口授』を読む73 2014年05月31日 | 茶書を読む る事があります。 そのような釜の蓋を扱う場合、炉の䑓子の時は、まず服紗で釜の蓋を取り服紗を仕舞い、柄杓立ての柄杓を取り、湯を汲むこともあります。 釜の蓋を服紗で取る時は、このような略した形がよいと宗匠が言われました。 䑓子で濃茶を点てられ我らに見せて下さった