光と影の軌跡Ⅱ

つれづれなるおじさんの写真日記

袖ケ浦市の農村公園ひらおかの里の案山子たち

2023年07月28日 | 日記

 今年は空梅雨の様ですね。熱いばかりで雨が降らないので、気晴らしに袖ヶ浦農村公園ひらおかの里にツレと案山子(かかし)を見に行きました。

 曇りがちであまり光が無かったのですが、面白い案山子たちに出会えました。

  毎年ひらおかの里では、公募家族が製作した案山子の人気投票が行われています。今年も8月31日まで投票出来るので、私たちも参加しました。昨年も投票したのですが、残念ながら外れでした。

 また投票箱の側に「じゃがいも1kg100円で販売中」とあったので、購入しました。ひらおかの里産の朝どり・じゃがいもでとても美味しかったです。

 そういえば子供の頃、小学校で唱歌「案山子」をよく唄った事を思い出しました。案山子を人間の様に読むこの歌は、作詞が「雪(雪やこんこ あられやこんこ)」を手がけた国文学者・武笠三(むかささん)作曲者は不明。歌詞も紹介しておきます。

 1番 山田の中の一本足のかかし 天気のよいのにみの笠つけて 朝から晩までただ立ちどおし 歩けないのか山田のかかし

 2番 山田の中の一本足のかかし 弓矢でおどして力んで居れど 山では烏(からす)がかあと笑う 耳が無いのか山田のかかし

  案山子はひらおかの里・管理棟前の田んぼの淵に置かれています。数は数えていなかったのですが、20体くらいありました。いずれも力作で、良く出来ています。

 案山子の古名は古事記によると「山田のそほど」。田の神、農業の神で一日中田の中に立って世の中を見ていることから、天下の事は何でも知っていると言う神様です。

 ひらおかの里の周りには八重咲のヒマワリの花が沢山植えられ満開でした。普通のヒマワリも咲いていたのですが、もう終わりのようです。また管理棟には梅干しが干してありました。もう本格的な夏を迎えたようです。