光と影の軌跡Ⅱ

つれづれなるおじさんの写真日記

新春の富津漁港-船祝いは今年も中止です

2025年01月17日 | 日記

 今年も1/2(木)ツレと「船祝い」を撮影に富津漁港を訪ねました。木更津の自宅を午前8時半頃に出て着いたのは9時15分頃でした。漁港には大漁旗が張られた漁船がたくさん停泊していましたが、人がいません。え~今年も船祝いは中止?何はともあれ人がいたら聞いてみようと思いました。

  そこで何時も漁師を卒業したおじさんたちが集まっている小屋を訪問し聞いてみました。今年も「船祝い」は中止ですか?と。すると「コロナ以降船祝いはやっていない、今年も中止のようだね」との由。

 船祝いの撮影は断念し、近くにあった金比羅宮をお参りし次の目的地、富津岬に向かいました。

 富津岬からは人工島の第一海堡がよく見えます。後ろには富士山も薄らと姿を見せていました。また左方向には明治百年記念展望塔があり、多くの人が登っていました。この展望塔は昭和46年(1197年)に完成、高さは21.8mです。

 そして右方向には富津火力発電所があります。この発電所の発電量は516万キロワット。国内第三位の総出力ですが、世界でも最大級の火力発電所でもあります。

 なお新型コロナ等で中止になる前に撮った富津漁港の「船祝い」の写真参考までに3カットUPしました。いずれも2020年1月2日午前8時~9時頃の映像です。


久津間海岸の赤鳥居と水神社そしてダイヤモンド富士

2025年01月15日 | 日記

 元旦にツレと木更津市郊外の久津間海岸に、富士山と海中電柱の撮影に行ってきました。久津間海岸はこれだけでなく広い海岸の入口付近に大きな赤い鳥居が鎮座しています。

 4~5年前に来たときこれは何だろうと思い、近くにいた漁師に聞いてみました。この海岸の後方700~800mに水神社という社があり、その神社の鳥居で昔は海の中に立っていたそうです。その後埋め立てられて現在の景観になったと言うことでした。

 この鳥居の近くに久津間海岸潮干狩り場の海の家があります。今は季節外れで使用されていませんがその窓にこの赤鳥居が映っていました。これもまた不思議な光景なのでUPしました。

 その後、その水神社を訪問しました。今日は元旦なので初詣と言うことになります。ツレと並んでお賽銭を入れお参りをしました。この社の入口に先程の海岸の鳥居と同じ形の鳥居があリます。鳥居に下げられたワラ飾りも同じ今年の干支で蛇のようです。海岸の方が一の鳥居ここが二の鳥居と言う事でしょうか。

 小さい社殿です。年末に訪問した袖ケ浦公園近くの「イナリマチ」を思い起こさせます。参拝して戻りましたが、そこから赤い鳥居がシルエットになって見えています。この鳥居の先に海岸の一の鳥居があり、その先には富士山を見ることが出来ます。

 久津間海岸でもダイヤモンド富士が見える様なので、2016年3月に一度挑戦したことがあります。

 ただその時は太陽の位置が少し右に行きすぎ、頂上に沈む太陽は見られませんでした。まわりに10人ぐらいの人が来ていましたが、皆ガッカリです。ただ聞くところによると1日後には、ここで富士山の真上に沈む太陽が見られたそうです。また何時かリベンジしたいと思っています。


元旦に見た久津間海岸の富士山と海中電柱そして野鳥たち

2025年01月10日 | 日記

 時の流れがますます早くなりますね。2024年から2025年にあっという間に突入。箱根駅伝を見ているうちに三が日もすぐに過ぎていきました。元旦は天気も快晴で少し風も吹いていたのですが、ツレと早朝久津間海岸に富士山と海中電柱のたおやかな姿を撮りに行きました。

 この4~5年は天候が悪くならない限り、富士山と海中電柱を撮影に久津間海岸に来ています。東京湾で海中電柱が見られるのはここと牛込海岸だけ。何年か前に隣の江川海岸の海中電柱が有名になりましたが、現在は撤去され跡形もなくただの潮干狩り場となっています。

 スタジオジブリのアニメ、「千と千尋の神隠し」で有名になった海の中に立つ電柱が今も残る久津間海岸。気温が低く風も強いので誰もいないかと思ったのですが、自転屋に乗ってきたおじいさんと車が一台駐車してありました。おじいさんはコンデジで写真を撮っていました。

 左側に目を移すと今USスチールとの合併問題で注目されている日本製鉄の工場が見えてきます。

 日本製鉄の工場を見ていたときに波間に白い野鳥の群れが出現しました。30~50羽位の群れですぐ浜に着水しました。ハマシギのようです。全長は鳩ぐらいでしょうか、盛んに砂浜で何かを啄んでいました。季節により冬羽と夏羽に生え替わりますが、今回は上面は焦げ茶色、下面は白い毛で覆われている冬羽です。

 この鳥は夏季にはユーラシア大陸と北アメリカのツンドラ地帯で繁殖し冬期は中国南部、中東、北アメリカの西海岸に南下し越冬します。日本には旅鳥または冬鳥として飛来し、日本で最も多く見られるシギの一つです。

  ツレが野鳥の近くに行って撮影していましたが、危険を察知してすぐに飛び去りました。