水車を回転させ海苔の胞子がついたら、今度は水車から網を外します。この海苔網は大きさが色々あるようですが、巾1.8mX長さ20mが一般的のようです。
外した網は台車に乗せて大きな水槽に入れられます。
網を固定すると同時に1人が水槽に入り、網を広げます。暫くここで養生させ、胞子をしっかり根付かせます。その後水槽から出して-20度の冷凍庫に保管され、海水の温度が下がり海苔が育つ環境になると、海の柵に海苔網が張られます。海苔の胞子は-20度でも生きているのです。
また不思議なことに大きな水槽に、アサリを入れた袋が網と一緒に入っていました。漁師さんに聞きそびれましたが、ここで砂抜きをしているのでしょうか?
海苔編みを外した水車には次々に新しい網が取り付けられていきます。
海苔網は大きな水槽側に山のように積んであります。この山のように積んである網が終了するまで作業が続きますが、1日で終わるわけはなく2~3日かかるようです。(作業日程はグループによって異なります)
また今回も日除けのために顔をマスク等で隠した方がいらっしゃいました。許可をいただいたので最後に4人と海苔の種付け場をUpして金田の陸上採苗を終わります。