木更津市大寺の熊野神社を訪ねました。11/13(月)のことです。以前に何度か訪問しているのですが、境内にある不思議な石灯籠(?)を見たくてまた来てしまいました。
この神社の社殿右には上総大寺廃寺露盤と呼ばれる、1辺約135cmの石造物が置かれています。これは7世紀後半上総国最古の寺院に建造された5重の塔の最上部にあった四角い盤で、防水の役目を果たしていたと言われています。この周辺には上総大寺廃寺の中心部が置かれ、繁栄していたようです。
また手水鉢には安政5年(1776年)7月と刻まれており、この神社自体も古くて由緒ある寺院のようです。
上は神社社殿の右側に置かれた物。下は左に置かれた物です。両方とも幅は60cm位あります。
石灯籠の様な建造物には丸い車輪を思わせる物が4つ付いています。
2つともほとんど同じ形ですが、微妙に違っているのでUPしておきました。上が右側の物。下が左側の物です。不思議な形の石造物です。神社に誰かいればいいのですが、いつも誰もいないので聞くことが出来ません。
境内にはイチョウの葉や銀杏が沢山落ちていて晩秋の景観です。お正月にでも来てみようかと思っている今日この頃です。