山岳ガイド赤沼千史のブログ

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焼き鯖寿司

2017年03月18日 | 安曇野の暮らし

山の仕事であちこち行くとその地域の独特の食べ物に出会う。

だから僕は行った先のスーパーマーケットを訪ねるのが好きだ。

総菜売り場に行くと手っ取り早くその地方の人達が何を食べているのかわかるからだ。

魚も国道沿いの鮮魚センターなんかで買うよりもスーパーで買えば安く買えることもある。

山梨に行けば、道の駅のお土産屋で結構なお値段で売ってるほうとうが激安値段で手に入るので、大量に買い込んで家の冷凍庫に放り込んである。

岐阜のスーパーでは総菜コーナーに巻き寿司の類が沢山あって、直径7センチはありそうな海鮮太巻きやバッテラも普通に見かけて楽しくなってしまう。

富山の友人宅で頂いたなれ鮨も、忘れられないおいしさだったなあ。

全国のどこに行っても同じチェーン店や量販店がならぶ街道筋の風景、住宅地には大手メイカーのプレハブ住宅が並ぶ。

どこもかしこも金太郎飴みたいになってしまった日本だが、食べる物っていろいろでおもしろい。

人は小さい頃から食べている食べ物を食べない訳にはいかないし、その時期時期にはそれを食べないと気が済まないわけだ。

だから山に行くって言うのは、普通の旅行では訪れない地域にも入り込んでいくことだし、その地域の人たちしか知らない食べ物や風習にも出会う事が出来るわけで、観光旅行では到底味わえないディープな世界に触れられるよいチャンスなのだと思う。

 

さてそんな訳で以前金沢や富山で食べた焼き鯖寿司を作ってみる。

その時の記憶をたよりにだいたいこんなかな?というなんちゃってだが、美味しくできました。

にぎり寿司のように直ぐ食べる必要もないし、というか、一日おいた方が馴染んで美味しい様な気がする。

お弁当にもつまみにも、友人へのプレゼントにも。

本場で買えば一本1500円ぐらいはする焼き鯖寿司だが、自分で作れば250円程だと思う。

ああ、また早く作りたい、笑

 


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