
一昨年くらいまで、毎年夏には決まった浜に出かけていた。
田舎の静かな小さな浜で、地元の子供達くらいしか見かけられない。
毎年同じホテルに投宿し、同じ浜で泳ぎ、貝を拾い、読書をしていた。
海でぷかぷか浮いていると、様々なストレスからふわふわと解き放たれていくのがよく分かった。
朝から晩まで、波の音を聞いて、夜は、その地の魚介と地酒を楽しんだ。
日程が合えば、地元の花火大会を楽しむこともあった。

静かな休日だった。
(日焼けが大変だったけれど・・・)
体調を崩してから、海へ行くのをやめてしまった。
今にして思えば、なんと贅沢な休日だったのだろう。
海辺で日光に晒されながら泳ぐ体力があったことも含めて。
ノスタルジーだな。

