英語な日々

京都在住の英語講師のと猫と英語と美味しいもののお話。
時々、脳動脈瘤のお話もね。

突風吹きすさぶ日の出来事。

2018-01-10 | 日記
河原町五条あたりを歩いていた。
風が強くて、歩きにくいほどだ。

その時も、すごい風が吹いて、思わずよろめいた。
ドン!という音がして、振り向くと、恰幅のいい高齢の女性が、横断歩道の真ん中で、自転車ごと横倒しに倒れている。

思わず駆け寄る。

大丈夫ですか!?


ところが、女性は、倒れたままの姿勢で、微動だにしない。
目は開いているのに、全く反応がない。


あれ?
日本語が通じないのかな。
もしかして、中国の方?
えっと、中国語は『ニーハオ』しか知らないけれど、この状況で『ニーハオ』はないよね?ね?汗


パニックになりながらも、必死で考える。
中国からの旅行者だったら、英語?なら通じる?かも?

今度は英語で色々話しかけてみるが、全く反応がない。
けれど、繰り返すけれど、目は見開いたままなのだ。


頭を打ってるのかな?
それなら、動かすとまずい。


その頃には、通りかかった人たちが集まって来ていた。

誰かが、「道路の真ん中で危ないから、とりあえず、移動させましょう。」と言う。
確かに、道路の真ん中だ。

私が抱え上げようとすると、女性はなんとか自力で立ち上がった。

よかった!


大丈夫ですか?
あーゆーおーけー?
(いえ、ちゃんとした英語で話しています、とりあえずは私の名誉のため。ww)

色々話しかけるのだけれど、やはり全く反応がない。
立っているのはよくない。どうしよう?

若い女性が救急車を呼んでくださる。


しばらくすると、その高齢の女性が口を開いた。
聞き取りにくい。
なんだか数字を口にしている?のかな?
この近所の電話番号みたい?
ということは、日本人よね?


ここがどこだかわかりますか?

わから・・・へん。


どうなさったか、覚えてらっしゃいますか?

わから・・・へん。


頭を打たれて、脳震盪を起こされたのかな?
それとも、認知症?
でも、出て来た言葉が電話番号だなんて、凄い!


女性の腕を抱えて、オタオタしていると、若い女性が、その番号に電話をかけてくださった。
どうやら、親戚のお家のようだ。

そうこうしている間に救急車がやってくる。
状況を説明して、女性を引き渡す。
最後まで残っていたのは、その若い女性と私だけだった。


お二人は親子さんですか?
消防士さんに問われる。

思わず顔を見合わせて、ニタっと笑い合う。

いえいえ、たまたま居合わせただけです♪


女性は救急車で運ばれていった。
何事もありませんように。


でもね、こういう時って、お世話をするのはどうして女性なのだろう?
2ヶ月ほど前に、四条烏丸でおじいさんが転倒された時も、ふと気づくと、お世話をしていたのは、私たち見知らぬ同士の女性ばかりだったのだ。ww
(偏見だったらごめんなさい。)

というより、最近そういう状況に遭遇しすぎなような気がする。
どういうことなんだか。

とりあえずは、ご無事でありますように。



閑話休題

遅ればせながら、『お正月猫』を発表いたします。

シュッとしている風に撮れた、奇跡の一枚。ww



首のお飾りは、こんな感じ。(すぐに外しましたけれど。)



実物は、こんな感じ。号泣






コメント (6)
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