釣りをしていると、いろいろと「不思議だな~」と思うことがあります。
河川によって、体色が違っていたり、ヒレの大きさが違っていたりします。小さくても引きが強い奴が釣れたり、大きくてもすんなり寄ってくる奴がいます。
ところで、渓流で時折胸びれが欠損したヤマメが釣れることがあります。病気で壊死してしまうのか、はたまたカワネズミにかじられてしまうのか、分かりませんけど、ひとたび欠損してしまうと、なかなか再生しないみたいですね~。
以前、釣行記にも書きましたけど、ひっくり返したら反対側の胸びれもなかったというのはひきつりました!
それまでにも何度かそういった胸びれが欠損したヤマメを釣り上げていたのですが、そのうち直近の2回のケースでは、釣り上げた個体の腹を割いてみると、なんと浮き袋がありました。
ヤマメとかアユだと浮き袋がないのが当たり前。内蔵と一緒に浮き袋が出てくるとなんじゃこりゃ!って感じなんです。
まあ、“浮き袋があった”というのはあんまり正確な言い方ではないんですけどね。
魚には、ヤマメ・アユ・アジ・イナダみたいに浮き袋が背骨に沿った大動脈にひっついているものと、ウグイみたいに独立した臓器のようになっているものとがありますね。まさにウェイトマス・バランサー型とバリアブル型。
これは目(もく)や属(ぞく)によって違うのでしょうか?それとも種によって、その遺伝子によって決まっているのでしょうか?
これは大きな謎です。
さて、直近の2回のケースで、胸びれの欠損した個体→浮き袋がこのバリアブル型だったわけですから、むむむ、もしかしてこれは関連性があるのかも!?と思ってしまったわけです。
今回、珍しく水族館なんぞに行ったのは、このような訳です。
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すごくいい水族館でした。ただ、解剖図がなかったのは残念ですね~。
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沢山のおさかなさんと、沢山のペアリング中のホモサピエンスを見物してきました~
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右の水槽は例の、ジャイアント・ケルプです。
さてさて、魚って、胸びれの動かし方ひとつとっても、すごく多彩です。
胸びれが大きいもの。胸びれを器用に動かして、前進・後退・上昇・下降などあらゆる方向に移動できる……シーラカンス、カワハギ。
胸びれが小さいもの。胸びれはほとんど使わない。泳ぐときは飛行機の翼のように拡げたまま……マグロ、カツオ。
胸びれをうちわのようにいつも動かしている……メダカ、小魚の稚魚。
胸びれはないが、代わりになるものがある……サメ、エイ…などなど。
じゃあ、ヤマメの場合、胸びれはどうなのよ?ってことになるわけですけど、これが、結構いろんなふうに動かしてて、こうだ!と言えるものはないんですけど、強いて言えば、カツオ類みたいに翼のように拡げたままというパターンがわりかし多いみたいだな、という感じでした(アユは残念ながら不在)。
アジ、サバ、イナダ、カツオなんかだと、たしかに浮き袋はありません。するってーと、いつも流れの中を泳いでいる魚だと、浮き袋はいらないのかも知れないな、という推理も成り立ちます。
回遊魚と非回遊魚、ようするに遺伝子の違いで浮き袋のタイプが固定型か可変型なのか分かれてる……。
でもそうすると、上に書いたような浮き袋のあるヤマメがいるということが説明できなくなります(浮き袋遺伝子説→×)。
すると、考えられることは、胸びれがないことが、何か直接的・間接的に、浮き袋の形態に影響を及ぼしているんじゃないか、ということになります。
胸びれの角度と水流によって上昇・下降できる→浮き袋は使わない→浮き袋が萎縮??
胸びれがなくなる→胸びれを動かす筋肉が働かない→××××→浮き袋が発達??
そういえば、サメ・エイは浮袋がないんだそうです。バランサー型じゃなくて、完全にないということですね。サメ・エイは軟骨魚類で、胸びれを持っていないのでした。
胸びれと浮袋をつなぐ××××が見つかるといいのですが、今のところは、謎です。
(写真はすべてFujiのナチュラ1600という高感度フィルムで撮ったもの。ストロボ撮影は禁止です)
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さて、こちらは“サケといくらの親子丼”800円なり~これが、うまかった。
水族館を出たところのレストランにあります。
いくらもプチプチで、今どき800円じゃ、なかなか食べられません。みそ汁も
アスタキサンチンで、脂肪を燃焼~~
河川によって、体色が違っていたり、ヒレの大きさが違っていたりします。小さくても引きが強い奴が釣れたり、大きくてもすんなり寄ってくる奴がいます。
ところで、渓流で時折胸びれが欠損したヤマメが釣れることがあります。病気で壊死してしまうのか、はたまたカワネズミにかじられてしまうのか、分かりませんけど、ひとたび欠損してしまうと、なかなか再生しないみたいですね~。
以前、釣行記にも書きましたけど、ひっくり返したら反対側の胸びれもなかったというのはひきつりました!
それまでにも何度かそういった胸びれが欠損したヤマメを釣り上げていたのですが、そのうち直近の2回のケースでは、釣り上げた個体の腹を割いてみると、なんと浮き袋がありました。
ヤマメとかアユだと浮き袋がないのが当たり前。内蔵と一緒に浮き袋が出てくるとなんじゃこりゃ!って感じなんです。
まあ、“浮き袋があった”というのはあんまり正確な言い方ではないんですけどね。
魚には、ヤマメ・アユ・アジ・イナダみたいに浮き袋が背骨に沿った大動脈にひっついているものと、ウグイみたいに独立した臓器のようになっているものとがありますね。まさにウェイトマス・バランサー型とバリアブル型。
これは目(もく)や属(ぞく)によって違うのでしょうか?それとも種によって、その遺伝子によって決まっているのでしょうか?
これは大きな謎です。
さて、直近の2回のケースで、胸びれの欠損した個体→浮き袋がこのバリアブル型だったわけですから、むむむ、もしかしてこれは関連性があるのかも!?と思ってしまったわけです。
今回、珍しく水族館なんぞに行ったのは、このような訳です。
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すごくいい水族館でした。ただ、解剖図がなかったのは残念ですね~。
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沢山のおさかなさんと、沢山のペアリング中のホモサピエンスを見物してきました~
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右の水槽は例の、ジャイアント・ケルプです。
さてさて、魚って、胸びれの動かし方ひとつとっても、すごく多彩です。
胸びれが大きいもの。胸びれを器用に動かして、前進・後退・上昇・下降などあらゆる方向に移動できる……シーラカンス、カワハギ。
胸びれが小さいもの。胸びれはほとんど使わない。泳ぐときは飛行機の翼のように拡げたまま……マグロ、カツオ。
胸びれをうちわのようにいつも動かしている……メダカ、小魚の稚魚。
胸びれはないが、代わりになるものがある……サメ、エイ…などなど。
じゃあ、ヤマメの場合、胸びれはどうなのよ?ってことになるわけですけど、これが、結構いろんなふうに動かしてて、こうだ!と言えるものはないんですけど、強いて言えば、カツオ類みたいに翼のように拡げたままというパターンがわりかし多いみたいだな、という感じでした(アユは残念ながら不在)。
アジ、サバ、イナダ、カツオなんかだと、たしかに浮き袋はありません。するってーと、いつも流れの中を泳いでいる魚だと、浮き袋はいらないのかも知れないな、という推理も成り立ちます。
回遊魚と非回遊魚、ようするに遺伝子の違いで浮き袋のタイプが固定型か可変型なのか分かれてる……。
でもそうすると、上に書いたような浮き袋のあるヤマメがいるということが説明できなくなります(浮き袋遺伝子説→×)。
すると、考えられることは、胸びれがないことが、何か直接的・間接的に、浮き袋の形態に影響を及ぼしているんじゃないか、ということになります。
胸びれの角度と水流によって上昇・下降できる→浮き袋は使わない→浮き袋が萎縮??
胸びれがなくなる→胸びれを動かす筋肉が働かない→××××→浮き袋が発達??
そういえば、サメ・エイは浮袋がないんだそうです。バランサー型じゃなくて、完全にないということですね。サメ・エイは軟骨魚類で、胸びれを持っていないのでした。
胸びれと浮袋をつなぐ××××が見つかるといいのですが、今のところは、謎です。
(写真はすべてFujiのナチュラ1600という高感度フィルムで撮ったもの。ストロボ撮影は禁止です)
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さて、こちらは“サケといくらの親子丼”800円なり~これが、うまかった。
水族館を出たところのレストランにあります。
いくらもプチプチで、今どき800円じゃ、なかなか食べられません。みそ汁も
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アスタキサンチンで、脂肪を燃焼~~
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