糸ぐせ
危険度
対処方法 仕掛けを交換する
仕掛けに糸ぐせが付いてしまうと、ガン玉7〜8号ではポイントに入らず、釣りにならなくなる。このため楕円形や角丸の仕掛巻が欠かせない。もし糸ぐせが付いてしまったら、早めに交換した方が良い。空中糸にはなるべくクセの付きにくい良質な糸を選ぶのがコツである。渋糸ならさらに良い。
糸ぐせがつかず、転がりにくい形状の仕掛巻
ウインドノット
危険度
対処方法 . . . 本文を読む
カオス状態
スタティックでない系(人間が介在することでホメオスタティックとなる系)の内部で、互いに抑制しあう複数の構成要素のうち一つがその機能を失い、人間がどのような操作をしてももはや制御不能の状態となることである。コンパウンドの劣化、母材の疲労や亀裂などのほか、運動エネルギーがある閾値(システムのキャパシティ)を超えた時も該当する(例:自動車のスピン、航空機のエアポケット、スノーボードのクラッシ . . . 本文を読む
A席のアマゴ
瀬なら瀬、淵なら淵といったようにそのエリアの中で最も良い場所(=一等地)に着いているアマゴ(=強い個体)のこと(概念提示:恩田俊雄さん)※1。A席の個体を釣り上げることは、その河川での渓魚の成育度合を測る上で最も良い方法である。
アマゴ星
天魚の黒目の周りの白目に存在する黒色班である。別名ビューティースポット(語源不明。和製英語?)。降海前のスモルトを「シラメ」と呼ぶのはアマゴ星が . . . 本文を読む
アクティブサスデザイン
G社が上位機種に採用するブランクス設計手法のひとつであり、テーパーだけでなくブランクスの復元速度にも着目して材料配分を行うようである。従来から荷重に応じて支点が手元に移動してくるのがG社の調子であったが、ASDではこの支点移動がさらに加速。魚が掛かると支点が前後に激しく行ったり来たりする。復元速度とテーパーの徹底的な調和が図られており、激しくファイトする魚の首振り抑制に効果 . . . 本文を読む
CFRP
カーボンクロスやシート、マットをバインダー(エポキシなど)で固めた構造材。2液性樹脂やUV/IR硬化樹脂を使う製法とあらかじめ樹脂含浸されたプリプレグを使う製法がある。バインダーがPETなどの熱可塑性樹脂の場合、ホットプレスによる後加工が可能。応用例:航空機部材、釣竿など。
CF強化樹脂
ナイロンなどの樹脂にあらかじめ短繊維カーボンを練り込んだもの(一般的に強化繊維の含有量を高めると成 . . . 本文を読む
渓魚達は毎日毎日、流下する虫を見ていますから、虫の流され方のパターンを学習しています。ですから、気象条件、水況、場所、季節などの状況によって渓魚が反応してくれる餌の流し方があります。ルアーフィッシングでいう「パターン」と同じですね。
どんなに正確にキャストが決まっても、ドリフトがまずければスレた魚に口を使わせることはできません。また、あしらいのテクニックをたくさん持っていても、魚を掛けなければ宝 . . . 本文を読む
送り込み
難易度 ★
ロッド適性 旭仙翠硬調、星煌峰
アンダーハンドキャスト。ピンポイントに仕掛を投入する精度に優れ、竿への負担も少ない投餌法である。風には弱く、また軽いオモリが振り込みにくいという欠点がある。この投餌法で遠くのポイントを狙うためにはキックポイントのある調子、ないし高弾性のブランクス(長竿)が求められ、対岸で掛けた時や下流に走られた時の対処能力に劣ることになる。また短竿の片手 . . . 本文を読む
後ずさり
難易度 ★
ロッド適性 がまはえ長継5.4、がまへら4.8
竿の適正負荷以上の大物が掛かった際に、竿を後方に倒さずにやりとりする捕魚法。竿の破損は防げるが、手網が使えないというデメリットがある。なお、この技を使う場合は魚の頭が水面に現れてから繰り出さないとバラシを誘発する。また、竿が高反発過ぎてもバラシが多発する。
いなし
難易度 ★★
ロッド適性 弧空硬中硬改5.1、凌5 . . . 本文を読む
あおり遡行
難易度 ...
文字通り先行者を煽るように釣り登って行くこと(きっと職場か家庭がうまくいっていないんだろうね)。対策としては、その日の釣果は潔く諦め、後行者を下流に見ながら遡行を続け、写真を撮りながら沢歩きを楽しんだ方がよい。日を改めて釣行を重ねれば、チャンスはいずれ巡ってくるはずである。
頭ハネ
難易度 ...
自分より先に川に降りていた人(=先行者という)がいた際に、知らんぷ . . . 本文を読む