このところイワナ狙いで釣行していますが、エサ釣りでは針がいい位置に掛からなかったり飲まれたりしています。それがテンカラでは上アゴのいい処に掛かったので、きっと針の形状がマッチしてないのだと思います。ヤマメの硬くてとんがったアゴに対して、イワナは丸いアゴに小さな口です。ですんできっとイワナに最適な針の形状というものがあると思います。今までイワナを専門に釣ったことはあまりなかったのですが、さりとてキツ . . . 本文を読む
晩秋に本流域で、降海のために山を下りて徐々に生活の場を下流へ下流へと移して行くヤマメ・アマゴの一群を見ることがあります。地域に依ってはシラメなどとも呼ばれているようです。この疎開組の行動を観察していますと(もちろん橋の上からですよ。釣りしながらじゃないです)、水面近くで時おり輪を描くような動きを見せています。秋の柔らかい陽射しの中で産卵するユスリカを捕食しているようにも見えます。けれども捕食するに . . . 本文を読む
さて、竹心が目指そうとしているのは昔漁師さんがアジやサバを釣るときにやっていた手釣り。あれを竿でやりたいわけです。
シュッとリグを引っ張って、そのままツーッとアタリをとる。バケとワームの違いはあるけど、シャクリの動作はほとんど一緒(なんだかワカサギの釣り方とも似てるやうな…)。
単純なようでいて、あれが最強の釣り方なんだと思います。
この日本古来の手釣りを手軽なルアー竿でできるようになれば、す . . . 本文を読む
先日のバッタの飛蝗に関連して。
この“群棲相”のバッタは体色が緑ではなく茶色ですが、なんとこの茶色はカロテノイドと関係があるんだそうです(「蛋白質 核酸 酵素」2008年2月号)。
そういえば、石に苔が着いて黒光りしてくると、それまでモヤシみたいだったエルモンヒラタカゲロウも黒々として、たくましく、肉厚になってきます。
こういうのが採れると「よし!今日こそ釣るぞ!」という感じですね!
この黒さ . . . 本文を読む
妖怪は、怪異な姿で人々を驚かせ、また、逆に人気を集めたりします。
でも本来の妖怪というのは、姿なんかどうでもよかったんじゃないでしょうか――。
彼らは子供をさらったりもしましたが、実は百姓やきこり、漁師など村人にとっては役に立つ存在でした。ビジュアル要素がないと子供達はなかなか興味を示してくれませんけど、大人たちはそんなことよりも、正しく付き合えば恩恵をもたらしてくれるということで、それほど恐れ . . . 本文を読む
ここへ来て海が急回復!
鮮魚コーナーが賑やかになってきたと思ったら、いよいよ沿岸でアジや青物も釣れ始めたみたいで、やれやれです。
今回の低迷期は異常に長かっただけに嬉し~い!
されど、肝心のリールをオーバーホールする金はなく…
やっぱりしばらく渓流かな?
回復したといっても海の魚、まだまだ数が少ないみたいですしね。
そうなんです。皆さん感じてるように、今年はちょっと異常…。
これほど魚が . . . 本文を読む
新聞によりますと、最近コンビニのスイーツが売れているそうです。そして、主な購買層は男性だということで…。
【コンビニ:スイーツ好評…男性が人気の支え】
(毎日新聞、4月4日)
スイーツ好きの男性が増殖中ってことですかねっ。
さて、甘いお菓子といえば、昔は学校にお菓子を持っていくなんぞ“以ての外”で、見つかれば取り上げられるし、下校時にこっそり何か食べていると必ずどこかで大人が見ていて、すぐに . . . 本文を読む
先日もちょっと触れましたが、イギリスの研究チームの研究で、バッタの孤独相から群生相への移り変わりと神経伝達物質セロトニンとの関連が明らかになりました。
【バッタが群れとなる原因は脳内物質セロトニン、英研究】
(AFP BB News の記事、日本語)
それまでお互い距離を保って生活していたバッタが、実際に神経のちょっとした変化で、群れで生活するようになるというのは興味深いです。行動パターンが、 . . . 本文を読む
川の中では、藻類→川虫→渓魚という食物連鎖が展開されているわけですが、なんと言っても糸状ラン藻→エルモンヒラタカゲロウという流れが、一番食味抜群な渓魚を育む!これはもう間違いないでしょう
エルモンヒラタカゲロウはラン藻の増殖が活発となる時期に優占種といいますか、一番目立ってきますね。アユもそうです。水温の上昇に伴って石が黒くなるに従って上へ上へと遡上していきます。
ラン藻というと藻類のよう . . . 本文を読む
今日はちょっと脱線して微生物についての小話をいたしましょう。
腸内細菌で「善玉、悪玉」という言葉があります。
善玉菌の代表格がビフィズス菌、悪玉菌の代表格がウェルシュ菌だとかいって、ひところはTVCMがじゃんじゃん流れていました。
これらは「ビフィズス菌をたくさん摂れば、腸の中のビフィズス菌もそれに伴って増えるだろう」という発想ですね。
なかには腸まで届く特殊な乳酸菌とか、芽胞を形成する特殊な . . . 本文を読む
セロトニンの話が出たところでもうちょっと脱線して思うところを。
アメリカの映画を見ていると、学校で、できない子どもでも「こんなにうまくなった」とかやたらにほめています。これでは子どもがサボるのでは?とか、先生のいうことを聞かなくなるのではという心配もあるんですが。
日本では、お前のここがダメだとか、とにかく「ダメだダメだ」シャワーがその子が合格ラインに達するまで延々と続きます。
それでもやる気を . . . 本文を読む
昨日の「ためしてガッテン」、「大腸性過敏症」がテーマだったんですけど、なんと、腸の動きを制御してるのが「セロトニン」だったんだそうで、セロトニンってこんなところでも働いていたのか~と意外でした。セロトニンって、ゲームで勝った時とかに出る神経伝達物質でしたよね。
番組では、脳がストレスを受けてしまうと、腸のセンサー細胞がセロトニンを大量に放出させてしまい、それによって腸が目茶苦茶に収縮してしまうと . . . 本文を読む
近頃、毎朝のようにヒヨドリが隣の花ユズの実をかじっています。見ていると盛んに立ち位置を変えたりして必死に格闘しています。皮が硬いんで相当食べ辛いんでしょうね。
花ユズは鳥たちに不人気で最後まで残っています。春が来て木の枝に残った実が少なくなってくると、ヒヨドリは最後に残された柑橘類を食べて凌ぐようですね。秋に黄色くなった花ユズの実。冬の間、誰からも見向きもされず、そして黒ずんでシワシワになってし . . . 本文を読む
漁協は釣り人から遊漁料を徴収して、魚を釣らせます。だから漁協は、友釣りが始まるまでの間、渓流魚をせっせと放流します。
そういう川で日釣り券を買うと「たくさん放流してあるから、がんばってね」といわれます。
ザッケンナヨ!何ヲ頑張ルンダヨ!って感じです。
こういう川に行ってつくづく思うのは、「なんでわざわざお金払って、ヒレがボロボロな魚なんか釣らなきゃなんないんだ?」ってことなんです。放流魚は . . . 本文を読む
某県ではダムを造りすぎて、もう造る川が無くなってしまったそうです。石灰石が余ってしょうがないんだとか
さて、以前書いた記事でちょこっと“道州制”について触れましたけど、「何それ」っていう人が多かったんじゃないでしょうか。
実際、“道州制”ってTVではほとんど報道されないし、新聞に出ていたとしてもよっぽど注意していないと見つけられないくらい小さいです。誰か発言しても、カットされちゃうわけですね。 . . . 本文を読む