このあいだ、TV番組でなかなか痩せられないメカニズムというのをやってました。タイトルは「8カ月で18キロ痩せた魔女」だったかな? まあ、普通、男はこういう番組には興味を示さないものですが、先日のは思わず身を乗り出して見てしまいました。
それはというと、番組の中で「極端に摂取カロリーを減らすと、身体は危険信号を出し、脂肪よりも先に筋肉を燃やそうとする現象がある」ということを解説していたからです。そうなるとどんどん筋肉が落ちていくわけです。そして筋肉ばかり落ちてしまうと、ますます輪をかけてカロリーを消費しにくくなってしまう…のだそうです。実際、「ダイエットしてるのに痩せられない」という人がこれだけいるのだから、やはり何かあるのでしょう。
「極端なダイエットは良くない」のにはそういった理由があったというわけで、理想的には成功した人のアドバイスを参考に(携帯サイトがある)、無理なく減らしていく、のだそうです。
何と言ってもこの「脂肪よりも筋肉が優先的に使われてしまうことがある」というのは驚きじゃないですか。というのは、このことが、太っている人のみならず、太っていない人でもうっかりするとはまりこむ落とし穴なのかもしれないからです。
というのは、脳はおもにグルコース(ブドウ糖)で働いていますが、グルコースの元になるグリコーゲンは筋肉と肝臓に蓄えられています。脳にはグリコーゲンを貯める場所がなく、かといって筋肉のグリコーゲンを使うわけにもいかず、それで肝臓のグリコーゲンを燃料にしているのだそうです。
ところが肝臓のグリコーゲンというのは意外とキャパシティが小さくて、誰でも夕方4時ぐらいにはだいたい底を突いてしまうということが知られています。
そこでさっきのような事実を考え合わせますと、筋肉が脳の燃料に使われてしまうということも当然あるのではないでしょうか。以前医学部出身の方にこのことについて聞いてみたことがあるのですが、「可能性は充分あります」ということでした。もちろん筋肉「が」というのはワタシの想像し過ぎなんでしょうけど、人間の体としては手っ取り早く使いやすいものから使うだろうと考えるのが素直な推理です。いちばん手っ取り早いのはやっぱり血液中のアミノ酸でしょうから、もし足りなくなればそのアミノ酸はどこからかタンパク質を壊して供給しなければならないでしょう。
血液中のアミノ酸はスポーツの後やインフルエンザにかかっただけでも不足すると言われていますし、有り余るほどあるとはちょっと考えにくいと思います。
「たかが脳ぐらい」と思ってしまいますけど、身体の消費カロリーのうち20%が脳で消費されるそうです。20%もあれば結構なスピードで消費していくのではないでしょうか?
それと「眼」です。皆さんいつも「眼」を使っていますよね?だってほら、今だって(笑)。眼とそれに付随した器官というのは神経細胞のかたまりです。当然グリコーゲンを蓄えることなどとうてい無理です。午後3時ごろ、急に視力が落ちてきた経験のある人もいるのではないでしょうか?コントラストが低下したり、ピントが合い辛くなるはずです。
しかも眼はその機能を維持するのに大変なコストが掛かる精密機械なのですから、午後はなるべく使わないようにするのがいちばん、と思います。
それはというと、番組の中で「極端に摂取カロリーを減らすと、身体は危険信号を出し、脂肪よりも先に筋肉を燃やそうとする現象がある」ということを解説していたからです。そうなるとどんどん筋肉が落ちていくわけです。そして筋肉ばかり落ちてしまうと、ますます輪をかけてカロリーを消費しにくくなってしまう…のだそうです。実際、「ダイエットしてるのに痩せられない」という人がこれだけいるのだから、やはり何かあるのでしょう。
「極端なダイエットは良くない」のにはそういった理由があったというわけで、理想的には成功した人のアドバイスを参考に(携帯サイトがある)、無理なく減らしていく、のだそうです。
何と言ってもこの「脂肪よりも筋肉が優先的に使われてしまうことがある」というのは驚きじゃないですか。というのは、このことが、太っている人のみならず、太っていない人でもうっかりするとはまりこむ落とし穴なのかもしれないからです。
というのは、脳はおもにグルコース(ブドウ糖)で働いていますが、グルコースの元になるグリコーゲンは筋肉と肝臓に蓄えられています。脳にはグリコーゲンを貯める場所がなく、かといって筋肉のグリコーゲンを使うわけにもいかず、それで肝臓のグリコーゲンを燃料にしているのだそうです。
ところが肝臓のグリコーゲンというのは意外とキャパシティが小さくて、誰でも夕方4時ぐらいにはだいたい底を突いてしまうということが知られています。
そこでさっきのような事実を考え合わせますと、筋肉が脳の燃料に使われてしまうということも当然あるのではないでしょうか。以前医学部出身の方にこのことについて聞いてみたことがあるのですが、「可能性は充分あります」ということでした。もちろん筋肉「が」というのはワタシの想像し過ぎなんでしょうけど、人間の体としては手っ取り早く使いやすいものから使うだろうと考えるのが素直な推理です。いちばん手っ取り早いのはやっぱり血液中のアミノ酸でしょうから、もし足りなくなればそのアミノ酸はどこからかタンパク質を壊して供給しなければならないでしょう。
血液中のアミノ酸はスポーツの後やインフルエンザにかかっただけでも不足すると言われていますし、有り余るほどあるとはちょっと考えにくいと思います。
「たかが脳ぐらい」と思ってしまいますけど、身体の消費カロリーのうち20%が脳で消費されるそうです。20%もあれば結構なスピードで消費していくのではないでしょうか?
それと「眼」です。皆さんいつも「眼」を使っていますよね?だってほら、今だって(笑)。眼とそれに付随した器官というのは神経細胞のかたまりです。当然グリコーゲンを蓄えることなどとうてい無理です。午後3時ごろ、急に視力が落ちてきた経験のある人もいるのではないでしょうか?コントラストが低下したり、ピントが合い辛くなるはずです。
しかも眼はその機能を維持するのに大変なコストが掛かる精密機械なのですから、午後はなるべく使わないようにするのがいちばん、と思います。