遠征

今日は遠征。といっても釣りの遠征ではなく、遠泳大会に出場。

集まった面々は、ガタイの良いアンちゃん・ネエちゃんばかり。てっきり地元の爺ちゃん・婆ちゃん達がジョークを飛ばしながら泳ぐのかと思っていただけに、少々面食らいます。みんなここを目標にあるいはここをステップに次の大会というふうに、練習に励んできたんでしょうね。我がチームは単純に地元の人達との交流を楽しみにしての参加だったので、雰囲気に圧倒されました。
距離は4キロで、波・風ともに穏やか。

さてスタートしてみると潮色グリーンで透明度は低く、クロールでは方向がわからなくなる位。かといってナブラや鳥山が見えるわけでもなく、魚はそれほど多くない感じです。青物には時期がまだちょっと早い？

あっという間に集団から置き去りにされ、こりゃスタッフの迷惑になっちゃっただけかなあ、と思っていましたが、後半になってバテて下がってきた1チームを交わし、これでどん尻から逃れられたと胸を撫で下ろしていたところ、ゴール前で逆にスパートをかけられ、直線一気を決められるというハプニング。まるで大井競馬のゴール板前のような逆転劇に、浜辺で地団駄を踏んだのでありました。


とまあ、大会の方はこんな感じだったのですが、漁港周辺では表層のあちこちにトウゴロウイワシの姿が見られ、その群れに交じって時折小型のウルメイワシが見られます。ヒイラギが多く、イワシを狙うなら早朝が有利と見ました。シロギスは夜釣りが面白そう。アジは大型船の船道以外は期待薄か。日中はエサ盗りが多すぎて苦戦しそうです。でもどうしてもというなら1.2mぐらいの竿で足下を小突けば、カワハギが釣れそうな雰囲気ではあります。

ところがさて釣りだと始めようとしたら暑さと疲労で体が言うことを聞かない。どこか木陰で休もうと思いましたが周囲のどこにも木陰など見当たりません。仕方なく適当なところまで走って爆睡。計画では各漁港をのんびり見て回る予定だったのですが。

目が覚めたら「ここはどこ？私は誰？」状態でしばらくして「やばい。早く 帰らなくちゃ」と。海鮮料理を味わう余裕もなく速攻で家路に。

途中で腹が減って何か蕎麦かラーメンでもと思いましたが、年のせいか最近のコテコテのラーメンは苦手。かといって醤油系は関東の濃口醤油がそもそも好きじゃないので、これもパス。まあ、醤油でも佐野ラーメンなら好きなのだけど。で、塩を出している店を見つけ、入店。これが正解でした。スープは野菜をふんだんに使ったダシで、結構さっぱり系。岩のりラーメンを注文しましたが、腹いっぱいになりました。あとで口直しが欲しくなりもせず、また眠くもならず、快適なドライブとなりました。



というわけで麺食らった一日でありました。