竹心の魚族に乾杯

Have you ever seen mythos?
登場する団体名、河川名は実在のものとは一切関係ございません。

秋めいて、ときめいて

2007年07月22日 | 渓修行
台風接近後、川が気になって、気になって、仕事どころじゃありませんでした~! 今頃きっとウハウハなんだろなぁ…。
そしてついに来ました日曜日! 期待に胸を膨らませて入渓しますが足跡がベッタリ。やっぱりか~。平日地元名手達が散々叩いた挙げ句、土曜日早朝から夕マヅメまでのフルタイム攻撃だぁ。まあ、嘆いても仕方がない。修行修行。


ヒグラシが鳴いている。増水・ささ濁り。かなり錘かませないと厳しそう。水温14度。川虫採れない。渓流竿5.4mに道糸0.4号、ハリス0.3号(汗)、手尻は30cmほど取る。餌はブドウ虫。水量が多すぎてこの先徒渉は無理そう。やばい、何が何でもこの2箇所で決めなくては。
最初の淵、ヘチから丹念に流していく。チビ山女魚がガンガンアタックしてくるがなかなか掛からない。ふと見ると、自分が立ち込んでる流れの下流もこの増水でよさ気なチャラ瀬になってた(汗)。音を立てないように慎重に足を踏みだしていく。
相変わらずチビのアタリしかない。本当にチビしかいないのか。そこで忍法ズルズルの術!やたっ!ガツンと来て塩焼きサイズゲット!
その後手を変え品を変え流してみたがチビ山女魚が2尾のみ。

そして次の淵。1投目からチビがアタックしてくる。が、なかなか掛からない。錘を追加するとポツポツ掛かり始めた。少しずつ流すスジを変えていき、どうやらここが本命だなと思われるスジ。丹念に流していると流れ方が変?すかさず忍法ソロソロスーの術。するとギューン!急流に乗って疾走。尺か!?ザブザブ着いていく。心臓バクバクさせながら急流をやっとのことで渡ると、何とスレだ。こんな食い方じゃ普通の釣り方じゃ絶対掛からないよなあ…しかしまあ、この急流でよく身切れしなかったもんだ。ともあれ無事に限られたポイントでオカズゲットできた。

7時半、無理せずいったん川から上がって再入渓。目指すは盲腸淵。
どうしたことか今日はチビ山女魚の猛攻がない。錘を大きくしてボトムまで探ってみたが、大岩魚でも入っているのか沈黙したまま。
すぐ下流にある別の淵を流してみる。1投目、チビが餌に着いて下ってくる気配。2投目、チビがヒット。3投目、忍法フワフワの術!見事にヒット!先週とパターンがまるっきり同じ。今度も流心に入って出て来ない。しかもまあまあの型だ。参った、頭上には木があるし、後ずさりして強引に勝負してみるか?いや、それじゃ修行にならん。あくまでもテクニックで寄せるのだ(汗)。…ん、おかしい…そろそろ弱って上流に上がってくるはずなのだが…いつになったら弱るんだ…竿を見てみるとなかなかいい曲がりをしている。まっ、これなら慌てなくても楽勝だな、と思ったらフッと軽くなってバレた。糸が切れたのかと思ったがハリ外れだった。鮎針に過信は禁物、か?


後半戦。小場所はパスして好ポイントだけチェックしていく。風が出てきて黄色くなった落ち葉が流れてくる。今年は秋めくのが早い。
大雨で流れが変わって、滝のサイドに絶好の流れができている。雰囲気ぷんぷん。よしきた!と思ったが何と16cmほどの小山女魚だ。これだけ水量があるのに全てのポイントがしっかり叩かれてるんだから参ってしまう。その下の対岸のタルミで何とか良型の岩魚を引き出したが、他にはこれといって反応はない。

最後にフラシを回収がてら竿を出してみたが、チビ山女魚はおろか何のアタリもなかった。
水温・水量・陽射しとも絶好だったが、すでに天然山女魚はあらかた抜かれていた。

というわけで、今日も天然山女魚に乾杯!


釣果:20cm×2、岩魚×1(脱走、23cmくらい)。
竿:フジロイヤルブルーム改5.4m、天井糸:将鱗あゆ天糸0.6号(ダメ)、道糸:ライカ川釣り0.4号、ハリス:同0.3号、針:長良LTR 7.0号、ガン玉6号+5号~1号×2個。餌:バイオちゃんゼロゼロミニ。
スレで掛かった♂セミを食っていた。


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