港町のカフェテリア 『Sentimiento-Cinema』


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シネマ・ポップス…ときどきイラスト

『5月3日』

2019-05-02 16:32:00 | 明日は誰の日

【誕生日】


☆ビング・クロスビー Bing Crosby (1903.5.03~1977.10.14)



ポピュラーシンガー、映画俳優そしてエンターテイナーとして20世紀の米国を象徴する代表的スターです。
ワシントン州タコマで生まれ、大学在学中は講義などそっちのけでグリーン・クラブで唄う毎日でした。1926年には当時の
人気楽団のポール・ホワイトマンに認められ、翌年には楽団内のコーラスグループ「リズム・ボーイズ」のメンバーとなり
売り出しに成功、1930年にはユニヴァーサル社の映画『キング・オブ・ジャズ』に出演してさらなる人気を得ました。
その後、ソロ・シンガーとして独り立ちし、1932年の映画『ラヂオは笑ふ』で映画スターの座を確保しました。
決定打となったのは1942年の『スイング・ホテル』で、映画主題歌の『ホワイト・クリスマス』が史上空前の大ヒットとなり
さらに1944年の『我が道を往く』ではその演技力が認められてクロスビー黄金時代を形作りました。
1950年代に入ると人気も陰りを見せはじめ、1956年の『上流社会』が最後の成功となり、アメリカでの人気者はシナトラ、
プレスリーへと移っていきました。

【主要出演作品】
1932年『ラヂオは笑ふ』The Big Broadcast
1933年『唄へ!踊れ!』Too Much Harmony
1937年『ワイキキの結婚』Waikiki Wedding

1942年『スイング・ホテル』Holiday Inn 【YOUTUBEより】

1942年『モロッコへの道』Road To Morocco
1944年『我が道を往く』Going My Way 【YOUTUBEより】

1945年『聖メリーの鐘』Going My Way
1947年『皇帝円舞曲』The Emperor Waltz
1952年『地上最大のショウ』The Greatest Show on Earth
1953年『失われた少年』Little Boy Lost
1954年『ホワイト・クリスマス』White Christmas
1954年『喝采』The Country Girl
1965年『上流社会』High Society 【YOUTUBEより】

1956年『駅馬車』Stagecoach


☆メリー・ホプキン Mary Hopkin (1950.5.03~ )



『悲しき天使』のヒットで知られるイギリスの女性ポップシンガーです。
イギリス・ウエールズに生まれ、ハイスクール時代にフォーク・グループ「ザ・セルビー・セット・アンド・メリー」の
メンバーとして活動していました。やがてグループが解散すると1968年にタレント登竜門のテレビ番組として知られた
『オポチュニティ・ノックス』(Opportunity Knocks)に応募して優勝、アップル・レコードと契約を交わしました。
同年にはアップル・レコード最初の歌手して『悲しき天使』をリリース、これが全英1位・全米2位の大ヒットになりました。
その後は『グッドバイ』『夢見る港』などをリリースし、2000年を超えてもアルバムなどが出ていたようですがパッとせず
日本においては短命の一発屋に終わっています。

↓はメリー・ホプキンの『悲しき天使』 【YOUTUBEより】



【ご命日】

★ダリダ Dalida (1933.1.17~1987.5.03)



エジプト出身のイタリア系フランス人で歌唱力の豊かなポップ歌手。
主な演奏曲として『ラ・メール』『ラストダンスは私に』『ラスト・ワルツ』『あまい囁き』などがある。


★ナルシソ・イエペス Narciso Yepes (1927.11.14~1997.5.03)



厳格で繊細な音色が特徴のクラシック・ギダーの第一人者。
主な演奏曲として『禁じられた遊び』『アルファンブラの思い出』『金色の眼の女』などがある。