【誕生日】
☆ジェームズ・スチュアート James Stewart (1908.5.20~1997.7.02)
誠実で正義感溢れる役柄が多かったことから「アメリカの良心」と呼ばれたハリウッドの俳優です。
ペンシルベニア州インディアナで生まれ、プリンストン大学在学時にジョシュア・ローガンと知り合い彼の主宰する劇団
ユニバーシティ・プレイヤーに参加、ニューヨークで初舞台を踏みました。やがて1935年に『舗道の殺人』で端役として
出演したもののB級作品での傍役が続きました。しかし1938年の『我が家の楽園』あたりから主要な役どころが巡ってくる
ようになり、1939年の『スミス都へ行く』で完全な主役になったことでスターの階段を上り始めました。
大戦後は西部劇やヒッチコック・スリラーなどで新境地を拓き、1960年代には若手を引き立てる老け役に専念しました。
また、彼はハリウッドでパーセンテージ契約(低出演料だが興行収入に応じて利益配分を受けるシステム) を交わした最初の
俳優だともいわれています。
【主要出演作品】
1935年『舗道の殺人』 The Murder Man
1936年『ローズ・マリイ』Rose Marie
1936年『妻と女秘書』Wife vs. Secretary
1937年『第七天国』Seventh Heaven
1938年『店曝らしの天使』The Shopworn Angel
1938年『我が家の楽園』You Can't Take It with You
1939年『スミス都へ行く』Mr. Smith Goes to Washington
1939年『砂塵』Destry Rides Again
1940年『桃色の店』The Shop Aroud the Corner
1940年『フィラデルフィア物語』The Philadelphia Story
1941年『美人劇場』Ziegfeld Girl
1946年『素晴らしき哉、人生!』It's a Wonderful Life
1948年『ロープ』Rope
1950年『ウィンチェスター銃'73』Winchester'73
1952年『地上最大のショウ』The Greatest Show on Earth
1952年『怒りの河』Bend of the River
1953年『裸の拍車』The Naked Spur
1953年『グレン・ミラー物語』The Grenn Miller Story
1954年『裏窓』Rear Window
1956年『知りすぎていた男』The Man Who Knew Too Much
1957年『翼よ! あれが巴里の灯だ』The Spirit of St. Louis
1958年『めまい』Vertigo
1958年『媚薬』Bell, Book and Candle
1959年『或る殺人』Anatomy of a murder
1961年『馬上の二人』Two Rode Together
1962年『リバティ・バランスを射った男』The Man Who Shot Liberty Valance
1962年『西部開拓史』How the West Was Won
1964年『シャイアン』Cheyenne Autumn
1965年『シェナンドー河』Shenandoah
1965年『飛べ!フェニックス』The Flight of the Phoenix