Lee's Diary

ドラマが好き。
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美しい隣人 第9話  *感想*

2011-03-08 | 冬ドラマ(2011)感想
* 美しい隣人「零れたミルク」 *  番組HP

狂気と正気が入り混じる沙希(仲間由紀恵)の様子が何とも不気味な第9話。
でも 前回から完全に絵里子の立場でドラマを見るようになったアタシにとって 
今回の一番の見どころは やっぱり絵理子(檀れい)と慎二(渡部篤郎)の関係の描写だわぁ。
このドラマは 様々な場面で 女性達のドロリとした心情を描いていることが最大の魅力だと思うのだけど
今回は 大きなヒビが入ってしまった絵里子と慎二の関係を嫌らしくネットリと描いているトコロがいいわねぇ。
どうせ 沙希が仕掛けた罠に対抗するうちに 二人の溝が埋まっていく展開なんだろうなぁ・・
などと思っていたのだけど いやぁ・・・アタクシこのドラマを見くびっておりました(笑)。 
家には帰りたいけれど 忌まわしいあの家に帰りたくはないし 慎二と一緒にはいたくないと思っていた絵里子が 
悪いことをしていないのに どうして私が逃げなくてはならないのか どうして夫と別れなくてはならないのか と
気持ちを変化させる様子や 「意地」で「何事も無かったように暮らそうと思う」のに
どうしても夫のことを心から許すことができない様子は 面白くって楽しめた。
「あなと私の立場は全然違うっ!」と 前回に引き続き これ重要!と言いたくなるツボを入れ込みつつ
終始 絵里子に罪悪感を感じて生活することに疲れ始めた慎二の苛立ちも描いた あのシーンは見応えタップリ。
土下座しようとする慎二に向かって 「やめてっ!それで済むと思われたくない。」という 絵里子の言葉も印象的。
土下座することも許されず 別れることも許されない慎二がチョッピリ気の毒になるわねぇ。
かといって 「別の女みたいだ」などと言う慎二には やっぱりムカっときてしまう(笑)。
零れたミルクは元には戻らない・・・サブタイトルの意味するところはそういうコトかしら。

そして 駿に零されたミルクの後片付けにイライラする絵里子に投げかけられる衝撃の言葉・・・。
「ママに会いたい。会いたいよ、ボク・・・。」 おいっ!とツッコミたくなる展開でもあるのだけれど
(叱られる度に やっぱりママはボクのホントのママじゃないんだ と思ってしまうコトはありえる・・・かもね。)
絵里子の前から姿を消してもなお 絵里子の家庭を壊そうとする沙希の恐ろしさが伝わってくるようなラストだったなぁ。

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