Lee's Diary

ドラマが好き。
お気に入りのドラマの感想をつぶやいています。

バーテンダー ♯5  *感想*

2011-03-05 | 冬ドラマ(2011)感想
* バーテンダー 「母と認めない!! 銀座の女帝 娘に遺す最期の一杯」 *  番組HP

良好な母娘関係を築けないでいた早苗(室井滋)とマリ(芦名星)が 
バー・ラパンでのひと時を通して 互いに少し歩み寄ることができるようになる という
ちょっぴり心温まるストーリーが描かれた第5話。
早苗が経営するバーに「テネシーワルツ」と名付けたことや “テネシーワルツ”の歌詞によって
マリが実の母と父親と早苗の真の関係を知るという展開は面白いのに
何でだろう・・・月並みなストーリーといった印象を どうしても受けてしまう。
“テネシーワルツ”にまつわる早苗の過去が明かされるまでの展開の中に なにかもう一工夫してほしかったなぁ。

早苗の過去について教えてほしいと マリがラパンに駆け込んできたときに
若い頃から客の早苗に育ててもらってきた三橋(光石研)を差し置いて 
早苗と知り合って間もない溜(相葉雅紀)が テネシーワルツの秘密を語り出すというのも かなり違和感。
あの行動は 目上の人を立て 謙虚な姿勢が持ち味のはずの溜らしくないぞ~っ!
ラパンに駆け込んできたマリだって どうみても三橋に早苗のことを聞きたそうにしてたと思うのだけど(笑)。
あそこはやっぱり まずは三橋に語らせるべきだったんじゃあないかしらねぇ。

そうそう 思わぬ溜の過去が明らかにされ ちょっと驚いたなぁ。
さすが“銀座のゴットマザー”“裏ボス”などと呼ばれるだけのことはある早苗さん。
最後は溜の心を ちょぴり癒してくれるわけなのねぇ。
だけど せっかく伝説の女性バーテンダーが癒すシーンなのだから 
この会話は“テネシーワルツ”のカウンターで繰り広げてもらいたかったなぁ。

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バーテンダー ♯1  *感想*
バーテンダー ♯2  *感想*
バーテンダー ♯3  *感想*
バーテンダー ♯4  *感想*



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岡本太郎生誕100年企画 「TAROの塔」 第2回 *感想*

2011-03-05 | 冬ドラマ(2011)感想
* TAROの塔 「青春のパリ」 *  番組HP

今回のストーリーも かの子(寺島しのぶ)の魅力にやられてクラクラと眩暈がしそう・・・。
「生涯、母を持った記憶が無い」「彼女の存在が芸術そのもの」だと太郎(松尾スズキ)が回想する母・かの子。
パリの街にすっかり馴染んだ(ように かの子には見える)太郎を見て 
太郎を受け入れた(ように かの子には見える)パリに嫉妬したかと思えば
フランスの排他的なところや 自分の才能の無さに嫌気がさして弱音を吐く太郎を叱咤するかの子の様子が印象的。
私があげたのだから あなたには才能があるのだと言い放ち
「不遇、孤独を恐れては駄目。」 「人の評価を自分に委ねては駄目」 「他の自分に絶望して、絵に専念しなさい。」と
太郎の中にまで自らの理想とする芸術を追い求める かの子の情熱のなんと凄まじいことか。
自分の気が向いたときにだけ太郎に擦り寄るような 大いに身勝手な女性ではあるけれど
この言葉は 芸術そのものの かの子が息子に託した母親の愛でもあるのだろうなぁ。

「今までお父さんはお母さんを食べてきました。今度はお母さんがお父さんを食べる番です。」
と 帰国する父母に太郎が語っていたけれど そんな喰うか喰われるかの芸術家どうしのぶつかり合いを描いた
大人の太郎のエピソードの迫力にも これまたクラクラと眩暈がしそう。
ひやりと冷たい空気を作り出す小日向文世さんの演技が大好きなアタシは
自分を食い破ろうと挑んでくる太郎の芸術に驚き 躊躇し 寛容する丹下健三(小日向文世)のエピソードに大満足。
丹下のモラリズムと太郎の“べらぼう”がぶつかりあう様は とんでもなく見応えがあった。

そうそう ミニチュアの太陽の塔の先端部分がボタンだったり鍋の蓋だったりするのが面白かったなぁ。
そして 隅の方に追いやられた鍋の蓋を付けた太陽の塔を 恐ろしい物でも見るかのように
そっと盗み見る丹下のスタッフの様子も とても印象的。
アレをいきなり見せられたら あの奇怪で奇妙な形状に 誰もが目が離せなくなってしまうわよねぇ。   

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TAROの塔 第1回 *感想*

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LADY~最後のプロファイリング~  第9話 *感想*

2011-03-05 | 冬ドラマ(2011)感想
* LADY~最後のプロファイリング~ 「最後の事件・・・最悪の24時間」  番組HP

香月(北川景子)の父が巻き込まれた事件に絡めて記憶障害の鳴海和馬(風間俊介)のことを描いていたり
妹を救い出すために 香月が鳴海のプロファイリングをするという展開は それなりに面白かったと思う。
ただ製作側の気持ちは完全に“最後の事件”にいっちゃってる(と思われる)ため
鳴海を演じている風間さんが気の毒になるほど 鳴海のエピソードが薄いのが残念すぎる~。
どうやら連続殺人犯として指名手配中らしい鳴海。
その背景には このドラマが好きそうな複雑な鳴海の心や猟奇的なエピソードがタップリ詰まっていそうなのに
もはや それを描く気もないのね このドラマは・・・。
心を病んでるぞ 随分いっちゃってるトコロもあるんだぞ と表面的に鳴海のエピソードを描いているものだから
鳴海の記憶の蓋を開けたら香月が殺されるかもしれない という柘植(ユースケ・サンタマリア)の
ワクワクするようなフレーズにも サッパリ興奮できないのが残念。
そして最も残念で気持ちが萎えてしまったのは またしても まとまりのなくなるCPSの様子が描かれていること。
これって 今頃描くようなことかしらねぇ・・・・。
もう いいじゃん・・・こんなエピソード・・・と どうしても思ってしまうわぁ。

製作側の気持ちが“最後の事件”を描くことに傾いちゃっているわりには 
最後の事件の方もそれほど魅力を感じることができないのが寂しいのだけれど
とりあえず やっとこのドラマも最終回。 どれくらい楽しませてくれるかなぁ・・・・・・。淡~く期待。 

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LADY~最後のプロファイリング~  第1話 *感想*
LADY~最後のプロファイリング~  第2話 *感想*
LADY~最後のプロファイリング~  第3話 *感想*
LADY~最後のプロファイリング~  第4話 *感想*
LADY~最後のプロファイリング~  第5話 *感想*
LADY~最後のプロファイリング~  第6話 *感想*
LADY~最後のプロファイリング~  第7話 *感想*
LADY~最後のプロファイリング~  第8話 *感想*
コメント (2)
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私が初めて創ったドラマ 「ギャップ ザ バッグ」  *感想*

2011-03-05 | 冬ドラマ(2011)感想
* 私が初めて創ったドラマ 「ギャップ ザ バッグ~バッグを挟んで~」*  NHK BSにて放送  番組HP

ものスゴ~く奇妙な設定のドラマねぇ。
せっかく私が初めて創ったドラマを放送するのだったら これくらい斬新な設定もアリかも~。

満員電車の中で久しぶりに出合った哲夫(高橋和也)と市子(酒井美紀)。
何だかワケありな匂いがする二人が 満員電車の中で繰り広げるぎこちない会話を 
傍にいる若いカップルと中年男性が興味深々で聞いているわけだけど
アタシも彼らと同様に ああ・・二人は元夫婦なのね えっ?哲夫の彼女は24歳?若っ!!
ん?何だって?市子の彼女??え~!?と 二人の会話を小耳に挟んでいる気持ちになって楽しめる(笑)。
もともとアタシは 電車の中やレストラン等で 他人の会話に耳を傾けてしまうトコロがあるので
この設定は理解できるし 楽しめるのよねぇ。 

哲夫が途中で電車から降りた後 まさか?まさか?と思いながら見ていれば 
まさに そのまさかの展開となる後半のストーリーも面白かったなぁ。
嫌なイメージしかない満員電車の中で繰り広げられるドラマに こんなファンタジーが用意されているとは・・・。 
哲夫と市子の会話が カップルと中年男性にほんの少し影響を与えるというのも ほんわか いい感じ。
赤の他人が体を密着させるという極めて異常な空間である満員電車も 
どこかに こんなファンタジーが隠されているかも と思うと チョッと苦痛じゃなくなるかも~。

それにしても 哲夫に物凄い威力の爆弾を投げつけて去っていった市子には驚いたなぁ。
何だか アタシまで爆弾の衝撃でクラクラ。う~ん・・・この乱暴なラストは 好きじゃないわぁ。
サブキャラのカップルと中年男性には ほのかな希望が与えられているのに
主役の哲夫は こんな風に心を揺さぶられたまま終わってしまうというのは 何だか違和感。
続きが気になるような 二人のその後を想像したくなるような終わり方にしたかったのかもしれないけれど
やっぱり ここは もう少し哲夫にも希望が見えるラストが見たかった。  

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