Lee's Diary

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世にも奇妙な物語  2011年秋の特別編  *感想*

2011-11-28 | スペシャルドラマ 感想
番組情報 

前回の“21世紀21年目の特別編”のときと同様
今回も コレ面白い~っ♪とツボにハマってしまうような物語は ひとつも無かったことが残念。
「JANKEN」 と 「耳かき」 は 
ストーリー全体に漂うアホらしさだとか くだらなさはアタシ好みなのだけど 
もうチョッと面白く見せてほしかった・・というのが正直なトコロ。 
若干 物足りなさを感じる “2011年秋の特別編”だった。


 「憑かれる」 出演:松下奈緒

う~ん・・・といった印象。
真砂子(中越典子)が聖美(松下奈緒)に披露する数々のサプライズは それなりに楽しめるケド
ありふれたストーリーとなってしまっていて あまり面白みは感じられなかったなぁ。


 「JANKEN」 出演:三浦春馬

ジャンケンを極める・・という ぶっ飛びの設定が面白い。
たかがジャンケン されどジャンケン。 何事も その道を極めていく様はカッコよく見えるわねぇ。
ジャンケンは人生なのだと説く老師(石橋蓮司)の言葉も なんとな~く分かるような気がしてくるから不思議~。
会社の存続 社員の人生を賭けて真田(三浦春馬)が奮闘する後半は 
くだらないコトを極めて真面目に描いてくるアホらしさは面白かったのだけど 
チョッと間延びしすぎな気がするのが残念。 あのバトルは もう少しテンポよく見せてほしかった。
“信念の力”が 物凄~い威力を発揮しちゃうラストバトルと 
さらに大きく飛躍していく真田の様子が描かれたラストシーンは 結構ツボ。 


 「ベビートークA錠」 出演:水川あさみ

今回の5作品のなかで最も怖いと感じた物語。
初めての育児に疲れ果てる母親の気持ちがリアルに描かれていたと思うし
その母親のストレスが子供にぶつけられそうになる描写は 見ていて辛くなるくらいだった。
千秋(水川あさみ)の心の不安定さが しっかりと表現されていて それなりの見応えはあったと思う。
「大変だったんですよ。フロアでわんわん泣いて、物投げたりして。」
という言葉の裏に隠れていた真実が明らかになる展開も 意外性があって楽しめた。


 「耳かき」 出演:浅野忠信

ダンディズムを極める男(浅野忠信)の様子が ハードボイルドな雰囲気タップリに描かれていたかと思えば
とあるコトから どんどん変な方向に話が突き進んでいってしまう展開は かなり面白い。
耳かき大好きなアタシは 耳クソを“ダイヤモンド” だとか “小物”だとか 
“耳の穴に古くから住み着く主” だとか表現する男に いたく共感してしまったわぁ。
「耳の穴をかえての再挑戦は愚行」だと のたまう男の言葉に 
“小物”が出たら耳の穴をかえちゃうアタシは興味津々となり
耳の穴をかえる前に手をかえるのだという奥の手に なるほど~っ!と深く感銘を受けたのだけど・・
手をかえるコトって 危険じゃ~んっ!
ラストのオチにゃあ笑ってしまったし どんな状況になってもダンディズム最優先な男のアホらしさも面白いのだけど
あのアホらしさの数々は もっともっとアホらしく見せていただきたかったわぁ。


 「いじめられっこ」 出演:志田未来

設定自体は面白くって好き。
だけどアタシは もっともっと あのオチで驚いてみたかったわぁ。


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世にも奇妙な物語 ~21世紀21年目の特別編~ *感想*
コメント (2)
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