後半の深澤心美(原菜乃華)のエピソードが印象的。
何かしらの病気を抱えているらしい心美のパートは、
兄の深澤新(岸優太)を描く際に絡めてくるのだろうな、、とは思ったものの、
こんなに早く絡んでくるとは思わなかったわ。
「もう誰も、、助けてくれないかと思った。
怖かった、、、。」
涙を流して吐露される心美の言葉。
新の心を動かすのに、これ以上の力を持つものは無いだろうなぁ。
配属された部署の過酷さについていけず、
屁理屈をこねて逃げ出そうとする医師、、
この流れ自体はありふれていて、
さして興味を引かれることなく観ていたのだが、
あの心美の言葉の力と、
それがきっかけで、、という流れには興味を引きつけられたよ。
深澤のパートに絡めて描かれる朝倉(波留)の過去も、
救急車の中で容態が悪化する母親を見続けることになる朝倉の心情を思うと、
辛いものがあり、心に残った。
これらの後半エピソードが思いがけず印象深いものとなり、
ありきたりな医療もの、、可もなく不可もなく、、だな、、
という前半のイメージは、最後には少し薄れていたわ。
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