朝子(杉咲花)がダイヤの指輪よりも欲しがっていたものや、
こりゃあ再会があるのかもしれないと思ったりもしたのだが、、、、
なるほど、そうか。
鹿乃子(美保純)から見た鉄平への感情や、
亡き夫に語りかけるいづみ(宮本信子)の言葉、
和尚(さだまさし)が語る「前後際断」の意味などを経て、
あのような展開へと続いていくストーリーには納得させられるものがある。
「私の中にみんな眠っている」
いづみの言葉を表した端島の人々の邂逅に感動。
朝子、百合子(土屋太鳳)、リナ(池田エライザ)が集まるシーンで涙ぐみ、
鮮やかに輝くダイヤモンドに感動を覚える。
いづみの中に眠っている端島の人たちや、
端島での暮らし、端島の風景、
私はそれをずっと見てきたのだと思うと感慨深い。