* 「暴力珈琲」 *
ぼっちやん様にガチでいく青山(中村倫也)は、
もちろんインパクトたっぷりだったけど、
それよりも強く印象に残っているのが夕張(鶴見慎吾)の表情。
ぼっちゃんに憐れみを感じているような夕張の表情に、
あ、、この人はそれなりの分別がある人なんだな、、などと思ったわ。
二代目に、夕張に、青山、、
三人のぼっちゃんへの想いが見えてくる展開は見応え充分、、
面白かったよ。
そして、青山、やっぱりモテモテだ〜っっ。
* 「ポップ珈琲」 *
若かりし頃のたこさんを演じた前田旺志郎さんは、独特の雰囲気があるよなぁ。
若くて元気で明るい雰囲気はありつつも、
どこか影があるというか、、
悩ましげな感じがあるというか、、
寂しさがあるというか、、
魅力的な役者さんだと思うわ。
幸子(市毛良枝)が見せた遺骨の対応が印象的。
穏やかさを感じさせる雰囲気の内面にある、
熱い想いが感じられたエピソードだったわ。
そうそう、、
「地元の峠で腕を鳴らしてたんです」
垣根さん(夏帆)のこの言葉も聞き捨てならないぞ。
ロシアンコーヒールーレットで真っ先に手を伸ばす肝の座りっぷりは、
地元で培ったものだったのかしらねぇ。
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やはり若かりし頃から、ドラマや映画、舞台、それぞれで鍛え上げられた演技力がじわーっと染み渡る、そんな「さりげない凄み」をあの表情から伺い取れました。
前田くんといえば、同じテレビ東京の「猫」って深夜ドラマの演技が光ると思います。
ちょっとおっちょこちょい系の押しの弱い青年されたら、上手いですよねえ。
※ 主要キャスト三名が幸子(あの「品のあるキャラ」、市毛さんならではの名演でした!)の淹れた珈琲飲んだ際のぺいの「にっがー!」の表情を見ていると、
(例えが適当ではないと思いますが)両面鏡に青山を写すと、表面の綺麗に拭きあげられた面に手袋をした腰の低い青山を写そうとするのが垣根さんで、裏のヒビが入って、金髪姿の青山を写す方がぺいなのかなぁと...そんな感想を抱きました。)
鶴見さん、カッコ良かったです。
ぼっちゃん様を演じる役者さんが若々しかったこともあり、夕張の存在感をより強く感じました。
「猫」、私も観てました。
あのドラマの前田さん、とても良かったですね。
両面鏡ですか。そんな感じありますね。
垣根さんとぺい、、それぞれが知る青山はあまりにも違いますもんねぇ。