今回はepisode0なのね。
第1話の冒頭のエピソードには引き込まれたし、
そこに描かれていた事件について深く知りたいと思っていたので、
episode0として、まるまる1話かけて描いてくれたことが嬉しいわ。
描かれている内容は、
警察組織の闇を扱うフィクションにはありがちなものに感じられ、
そこに新鮮さや驚きは無かったのだけど、
大山(渡部篤郎)の卑劣さや恐ろしさを知ることができたよ。
前回登場してきた年配の人物が何者なのかも分かったし、
羽生(綾野剛)と山守(木村佳乃)の
悲しさや、悔しさや、憤怒を感じることができた満足感もある。
警察を辞めた後の羽生のエピソードもしっかり描かれていたのも良かった。
藤田(駿河太郎)が死亡した事件にまつわるエピソードだけで終わるのかと思ってたため、
これは予想外だったよ。
今の羽生へと繋がる印象的なエピソードだと思ったわ。
https://mirtomo.com/bokura-kiseki/
オープニングの「エピソード・ゼロ」での駿河太郎さんたちの過去パートがコマーシャルで終わって、北さんが登場したので、「あぁ、ここから現代パートの案件に移るんだな」とばかり思っていたので、嬉しい裏切り。
短いカットをテンポよくつないで視聴者を飽きさせない、それぞれの場面が強烈に映るようなカメラワークと演出....大満足でした。
主役である羽生が「リベ〇ジ軍団」に加入するプロセス、堪能出来ました。
今期、そこまで面白さは感じていませんでしたが、今回の出来で評価をかなり上げました。
北香那さんが演じた和泉あかり、魅力的でした。
今の羽生が生まれるきっかけを作った あかりの強さが印象的でした。
あかりを絡めたエピソード、良かったですよねぇ。
描いたことで、このepisode0の見応えが増したように思います。