立派な成長を見せる望美(柴咲コウ)が印象的。
多恵(鈴木保奈美)が見せる望美への対応は、
傍から見たら、ちょっとやり過ぎのようにも思うのだけど、
その態度の奥にある想いや、感情、、
25年間積み重ねてきたことの重さにまで気付く望美に、
心を動かされたわ。
進次(田中哲司)と愛美(橋本愛)が多恵に見せた態度との対比もいいよねぇ。
この二人が見えなくなってしまっていることに、望美が気付く、、という展開は、
望美の成長の喜ばしさだけでなく、
問題の根の深さを改めて感じさせるものだったわ。
望美はずっと眠っていたからこそ、
ある程度距離をもって、俯瞰で捉えることができて、気付けたというのもあるよねぇ。
共に時間を経過して、想いや感情を積み重ねてきた3人にとっては、
望美が見せたような気付きを得ることは、
かなり難しくなってしまっているんだろうなぁ。
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半ばやけっぱちで付き合う結人が望美の“道標”となっているのもいいですよね。算〇の授業についていけない望美や進次には「なつけない」のに元・教育者という結人の設定を巧みに活かしていて、さすがは遊川さん。
少ない登場人物のキャラ付けの「濃さ」も含めて、今後も楽しみです。
あのようなことは望美じゃなければできないですよねぇ。
結人、いいですね。
キャラクター的には「カホコ」の麦野と似たような印象があり、
正直そんなに新鮮味がなく、面白味も感じていなかったのですが、
回を重ねるごとに結人の魅力を感じるようになっています。